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小学校でドローンのプロモーションイベントを行いました!

2023年05月24日 10時30分更新

※新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。

 新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。

 東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です。(旧 次世代通信推進課note)。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年(平成31年)4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。

 都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。

■前回の紹介記事はこちら
「街のDX」とサイバーセキュリティの同時推進の重要性

※過去の連載記事はこちら:東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室(旧 次世代通信推進課note)連動企画

 みなさん、こんにちは!スマートシティ推進担当です。

 スマートシティ推進担当では、ドローン物流に関する支援事業を行っています。この事業の一環として、先月、都内の小学校でプロモーションイベントを行いました。今回の記事では、その様子を紹介します!

▷プロモーションイベントの背景・目的

 東京都デジタルサービス局では、都内におけるドローン物流サービスの早期の社会実装を目指し、令和4年度から令和6年度にかけて、都内においてドローン物流サービスのビジネス化を目指す民間企業の取組に対する支援を行っています。以下の2つのプロジェクトを支援しています。

・「ドローンによる医薬品卸から医療機関への医薬品配送」
 代表事業者 KDDI株式会社(以下「KDDIコンソ」という。)

・「山間地域の生活利便性向上に向けたドローン配送」
 代表事業者 佐川急便株式会社(以下「佐川急便コンソ」という。)

過去のnote記事 プロジェクトの選定について

 ドローン物流サービスの社会実装には、サービスの利用者だけでなく、地域の方々の理解が不可欠です。ドローンを身近に感じ、ドローンの安全性や有用性を知ってもらうことにより、サービスに対する理解につなげることを目的として、飛行実証を行っている地域の小学校の協力を得て、プロモーションイベントを行いました。

▷プロモーションイベントの様子

 イベントの様子をご紹介します。

 イベント①(KDDIコンソによるイベントの様子)

 1月下旬、小学5、6年生向けにイベントを行いました。

 ドローンとはそもそもどんなもの?どんなふうに活躍しているの?ということを中心に、実際にドローンの飛行実証を行っている技術スタッフが体育館で講義しました。

 講義の後は、ドローンに検体の模擬品を荷物として搭載し、医療機関の駐車場から小学校まで飛行させる様子を見てもらいました。

 小学校にいるスタッフがタブレット端末で飛行中のドローンの状況を確認しています。モニターには飛行しているドローンから撮影している画像がリアルタイムで投影されています。

 荷物は無事に小学校に届くのでしょうか…?

 約10分後、検体の模擬品を搭載したドローンが無事に小学校の校庭に着陸しました!

 体育館から校庭に場所を移し、到着したばかりのドローンを見学しました。

 スタッフがドローンの機体やドローンで運ばれた検体の模擬品を見せています。

 その後、子供たちの目の前で飛行の様子を見せるため、校庭内でも飛行しました。

 子供たちは興味津々にドローンを見ていました。

 校庭での飛行が終わったあとには、実際の機体を見たばかりの子供たちから、「どのくらいの高さまで飛べるの?」「機体の重さは?」など様々な質問が飛び出しました。

 体育館では、子供たちに、トイドローンの操縦やドローンに関するクイズに挑戦してもらいました。とても楽しんでいる様子で、ドローンを身近に感じてもらうことが出来たと思っています。

 最後の質問コーナーでも、「ドローンを飛行させるためにはライセンスは必要なの?」、「遠隔操作で画面を見ながら飛ばしていたけれど、これは目視外飛行になるの?」などの鋭い質問が出ました。

 1月のとても寒い日でしたが、子供たちが、興味深げにドローンに触れ、学んでいる様子が印象的でした。

イベント②(佐川急便コンソによるイベントの様子)

 こちらも1月下旬、佐川急便コンソが小学5、6年生を対象に主催したイベントを行いました。体育館でスタッフが、産業用ドローンやドローン物流に関する講義を行いました。

 講義の後は、実際にドローンに触れてみよう!ということで、グループごとにトイドローンの操縦体験を行いました。子供たちは、とても楽しそうでした。

 トイドローン操縦体験の後は校庭に移動し、デモフライトを見学しました。

 ドローンに荷物を載せて校庭を1周しました。ドローンが高く飛び上がると子供たちから歓声が上がりました。

 デモフライトを見学した後は、ドローンを囲んでの質問コーナーです。

 子供たちは活発に手を挙げ、様々な質問を行っていました。

 「車の方が早そうだけど、物流にドローンを使う理由は?」というような鋭い質問や、「ドローンの充電にソーラーパネルを使ったら良いと思う。そんなドローンはあるの?」といった、ドローンについてよく考えてくれているなと思うような質問がたくさんありました。

 予定していた時間が足りなくなるぐらい多くの質問が出たため、イベントは最後まで盛り上がりました。

▷終わりに

 筆者は2つのプロモーションイベントに参加しました。イベントで子供たちがドローンに触れて、楽しみながら学びを得る姿はとても刺激になりました。また、子供たちからドローンに関する鋭い質問があり、とても勉強になりました。

 今回のイベントが、子供たちがドローンに興味を持つきっかけになったら良いなと思います。未来を担う子供たちが、ドローンに興味を持ち、より良いドローンの活用方法を考えてくれることで、子供たちが大人になる頃には、物流をはじめとして、様々な分野でドローンの活用が当たり前になる社会になるのではないでしょうか。そんな未来がとても楽しみです!

 東京都では、引き続き西新宿の街をスマートシティにしていく取組を推進してまいります!

【参考】デジタルサービス局ウェブサイト:
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/

 引き続き、西新宿スマートシティ協議会のホームページを定期的にご覧いただくとともに、西新宿の取組を配信しているLINEコミュニティにご登録いただき、是非とも熱気あふれるコミュニティの仲間に加入していただければと思います。お待ちしております!

西新宿スマートシティプロジェクト-西新宿スマートシティ協議会-
https://smartcity-nishishinjuku.jp/

◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo

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