ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024
GW最高の過ごし方! クラシック音楽の祭典『ラ・フォル・ジュルネTOKYO2024』が丸っと分かるQ&Aガイド
2024年04月22日 12時00分更新
もうすぐゴールデンウィークですね。今から何をしようか考えてわくわくしている方も多いんじゃないでしょうか。
丸の内LOVEWalkerが一番に推したいゴールデンウィークのイベントはなんといってもこちら。誰でも楽しめるクラシック音楽の祭典『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』です!
一体どんなイベントなのか、はじめて聞いたという方から、例年楽しみにしている方まで、今年開催される『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』の魅力を、Q&A形式でご紹介していきます!
・『ラ・フォル・ジュルネTOKYO2024』ってどんなイベント?
・なぜ誰でも楽しめて、普通のコンサートと何が違うの?
・今年のテーマによって何が変わるの?
・初めての参加でも安心Q&A
『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』ってどんなイベント?
今年の『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』は、2024年5月3日(金・祝)・4日(土・祝)・5日(日・祝)の3日間、東京国際フォーラムを中心に、東京・丸の内エリアで開催されます。
●開催期間:5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)
●開催場所:東京国際フォーラム 及びその周辺の丸の内エリア
そもそも「ラ・フォル・ジュルネ」って何?という方も多いかもしれません。
ラ・フォル・ジュルネは、もともと1995年にフランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭です。ラ・フォル・ジュルネとは「熱狂の日」を意味し、ネーミングの通りヨーロッパの様々な音楽祭の中でも大いに盛り上がりを見せています。
東京国際フォーラムでの初開催は2005年。以来、毎年5月の連休時期に開催され、2007年には来場者数100万人を超え、2023年までに延べ884万人の来場者数を記録する、世界最大級の音楽祭となっています。今年のラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024で行われる3日間合計の公演数は、東京国際フォーラムのホールで行われる有料公演だけでなんと90公演。さらにその周辺地域でも、無料で鑑賞できるコンサートが数多く用意されており、今年も大盛り上がりすること間違いなしです。
なぜ誰でも楽しめるの? 普通のコンサートと何が違うの?
そんなラ・フォル・ジュルネ TOKYOの一番の魅力は、なんといっても誰でも気軽に楽しめること! クラシック初心者からコアなファンまで、誰もが楽しめる音楽祭なんです。その理由は、このイベントには他のクラシックコンサートとはちょっと違う以下の特徴があるから。
著名なオーケストラや演奏家のチケットも格安!
まず、チケット価格が本格的なクラシックコンサートとは思えぬ安さで、大人が1公演2000円台から楽しめる公演がほとんどなんです。これなら、クラシックコンサートは初めてで、好きになれるかわからないし高い料金を支払うのは躊躇してしまう…という人でも試してみようと思えます。
普通のリサイタルと比べて公演時間が短めで参加しやすい!
また、クラシックコンサートでは、公演時間が2時間ほどあるのが普通ですが、ラ・フォル・ジュルネ TOKYOでは、1公演約45分~1時間ほどの公演ばかり。これなら、気になる公演をいくつか気軽にハシゴすることもできます。1日に何公演も楽しめるというのは、クラシックファンにとってもたまらないはず。
無料で聴ける公演も多数!
さらに、ラ・フォル・ジュルネ TOKYOには有料の公演だけではなく、無料の公演もたくさん行われるため、もはやチケットを購入していなくても楽しめてしまうんです。東京国際フォーラム 地上広場で行われる「地上広場キオスクステージ」は毎年かなりの観客が集まる、ラ・フォル・ジュルネ TOKYO名物の1つとなっています。また、丸ビルや新丸ビル、東京交通会館やKITTE、丸の内仲通りなど、丸の内エリアの様々なスポットで無料のコンサートが開催されるので、期間中は丸の内エリアが音楽に包まれることになります。
子供も一緒に音楽を楽しむという文化が浸透していて、小さな子供連れでも安心!
そして、ラ・フォル・ジュルネのユニークな特徴の1つが、子供も大歓迎ということ。クラシックコンサートに参加できるのは、小学生以上というのが一般的ですが、ラ・フォル・ジュルネTOKYOでは、幼いうちに本物の音楽に触れてほしいという想いで、3歳以上の未就学児の子供でも入場できるコンサートが用意されています。また、「0歳からのコンサート」という、赤ちゃんと一緒に楽しめるコンサートまであるんです。子供連れでも気軽に楽しめるのが、ラ・フォル・ジュルネTOKYO。ゴールデンウィーク、子供をどこに連れて行こうか迷っている人はぜひ、ラ・フォル・ジュルネTOKYOを候補に入れてくださいね!
今年のテーマは「オリジン(起源)」、テーマによって何が変わるの?
ラ・フォル・ジュルネ TOKYOでは、毎年テーマが設定され、それに合わせたプログラムが組まれています。
今年のテーマは、「ORIGINES(オリジン) ――すべてはここからはじまった」。音楽の「オリジン(起源、ルーツ)」に立ち返ります。幾世紀にもわたり、世界のあらゆる国々の作曲家たちをインスパイアしてきた様々な音楽の伝統にスポットライトを当て、主に三つの角度から、このテーマを掘り下げていきます。
まず、音楽を通して「オリジン」が探求された有名な例は、19世紀半ば以降にロシア、ハンガリー、チェコスロバキア、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フランス、スペインなどで花開いた「国民楽派」です。この運動は、大昔に諸民族の魂から生まれた伝統の限りない豊かさに、価値を見出しました。これらの様々な伝統は、長い間互いに影響を与え、混じり合い、そして作曲家たちの想像力をかき立ててきました。ムソルグスキー、チャイコフスキー、スメタナ、ドヴォルザーク、コダーイ、バルトーク、さらにはグリーグ、シベリウス、アルベニス、ラヴェル、ビゼーらは、各国の限りなく豊かな大衆音楽から想を得て、名曲を残しています。ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024では、この大きな潮流を代表する楽曲の数々を聴くことができます。
そして、『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』では楽曲形式の変遷にも注目。また、今日の私たちが知る楽器は、どのように生まれ、時とともにどのような変化を遂げたのか、楽器の起源にも目を向けます。
さらに、ヴィヴァルディの《四季》、ストラヴィンスキーの《春の祭典》、バーンスタインの《ウエスト・サイド物語》といったパイオニア的作品、その法外な革新性によって新たな道を切り拓き、音楽史の流れを変えた作品も取り上げられます。
その成り立ちから触れられるということで、クラシック初心者がはじめて参加するのにぴったりのテーマかも知れません。また、根っから音楽好きの人にとっては、文字通り起源を振り返り、初心に立ち返って音楽に向き合えるいい機会になるのでは?
なんだか壮大なテーマで付いていけるかちょっぴり不安……という方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは気軽にクラシック音楽を楽しんでみましょう!
初めての参加でも安心Q&A
ここまでラ・フォル・ジュルネ TOKYOがどなたでも気軽に楽しめるクラシック音楽祭であることをご紹介してきましたが、はじめて参加するにあたって、まだあれこれ不安が……という方のためにちょっと気になるポイントをQ&Aでまとめてみました。
Q.チケットってどこで買えばいいの?
A.LFJチケット販売サイト(http://lfj.pia.jp/)、チケットぴあ(http://w.pia.jp/t/lfj/)で購入することができます。
また、会期中は東京国際フォーラム ホールD1にチケットオフィスが設置され、そこで当日券を購入することもできます。公演当日までに完売している公演については当日券の販売はないので、気になる公演は事前に購入しておくのが吉!
Q.どんな服を着て行けばいいの?
A.一般的なクラシックコンサートでは、ドレスコードのあるコンサートも少なくありませんが、ラ・フォル・ジュルネ TOKYOは気軽に楽しめるコンサート。ということで、ドレスコードもありません! デニムやスニーカーでも大丈夫ですし、せっかくのコンサートだから…とおしゃれをしてジャケットやワンピースなどで参加してももちろんオッケーですよ!
Q.コンサートの数が多すぎて、どのコンサートを聴きに行けばいいかわからない!
A.どのコンサートを聴くべきかわからない、という場合は、まずはホールAで開催されるコンサートがおすすめ。一流アーティストの演奏によるオーケストラ曲の傑作ばかりで、まさにクラシック音楽の醍醐味を堪能できます! ホール内のスクリーンにアーティストの表情が映し出されるため、より臨場感も伝わってくるはず。広大な空間で5,000人もの音楽ファンと感動を分かち合えるのも、ホールAならではです。
魅力たっぷりで、開催が待ちきれないラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024。丸の内LOVEWalkerでは、明日からもさらに詳しくラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024の魅力をご紹介していきますので、お楽しみに!
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024
開催日:2024年5月3日(金・祝)・4日(土・祝)・5日(日・祝)
会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷
公演数:90公演(有料公演のみ)
主催:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 運営委員会
(三菱地所株式会社/株式会社東京国際フォーラム/株式会社KAJIMOTO)
特別協力:三菱地所株式会社
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