オーストリアのワイン文化「ホイリゲ」
4月26日（金）から5月1日（水）まで、丸ビル1階のマルキューブでワインイベント「MARUNOUCHI ホイリゲ」が開催されています（4月28日を除く）。
ホイリゲとは、オーストリアのワイン酒場を意味し、オーストリア政府観光局のサイトによれば、オーストリアのウィーン郊外で親しまれている、1年未満のワインの新酒を楽しむ文化。2019年にはユネスコの無形文化遺産に登録され、春や夏になると野外のガーデン席でワインを楽しむんだそう。
そんなホイリゲが東京・丸の内の丸ビルで初開催すると聞いて、「初」が大好きな私はさっそく体験しに行ってきました。今回丸の内のホイリゲでは、2022年など比較的若いオーストリアワインが楽しめるとのこと。楽しみ～！
開放的な空間でワインと音楽を楽しむ、至高のひととき
オーストリアはヨーロッパ有数のワインの産地。ブドウの品種も多く、MARUNOUCHI ホイリゲではその中から厳選した9種類のワインが味わえます。今回のホイリゲでは入場料3,000円（ワインチケット3枚とおつまみ付き）を支払い、ワイン9種類の中から好きなものをオーダーするスタイルです。
入口にはワインボトルがディスプレイ
オープン直後ですが続々とお客さんがやってきました
会場のマルキューブは吹き抜けでガラス張りの空間なので、開放的な気分が味わえるところが◎。屋内ですが、春のこの時期なら野外で楽しむだろう本場のホイリゲっぽい雰囲気で美味しいワインをいただけます。
私はワインにそこまで詳しくないので、スタッフさんおすすめを聞きました。おすすめされたのは、白ワイン「ヴェルシュリースリング ヴルガンランド・シュタイヤーマルク DAC 2020」。青リンゴのようなみずみずしい味わいで、美味しい！
ワインはこちらのワゴンでオーダー
「赤白のこだわりはあまりないけど辛口が好き」と伝えたらスタッフさんがおすすめしてくれた一杯。チケット1枚につきドライフルーツとナッツのおつまみが1個付いてきます
ワインを引き立ててくれる生演奏も！
ホイリゲでは1日3回、ヨーロッパ音楽の生演奏が行われます。初日のお昼は「ノルカルTOKYO」というデュオが出演し、ノルウェー音楽を奏でて会場を盛り上げてくれました。ノルウェー音楽は初めて聞きましたが、明るいけど落ち着いていて、でも気分が高揚する感じで、とても気持ちが良かったです。
ノルカルTOKYOは、5月3日（金・祝）から始まるクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024」にも出演予定だそう
ワイン好きはもちろん、私のようにワインに詳しくない人も楽しめるホイリゲ。おすすめのワインはとても美味しかったし、グラスを片手に音楽に耳を傾けて、昼間から最高の時間を過ごすことができました。
ワイン酒場というとちょっと上品に聞こえますが、要するにワインを楽しむ居酒屋さんということなので、本当は一人飲みより、大勢でわいわい楽しむほうがよさそう。私も次は友達を連れて楽しみに来たいと思います！
MARUNOUCHI ホイリゲ
日時：4月26日（金）～5月1日（水）12:00～21:00（LO20:00）
※4月28日（日）を除く
※各日分のワインが無くなり次第終了
場所：東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル1階 マルキューブ
入場料：大人1名 3,000円（ワイン3杯＋おつまみ）
※税別
※チケットはマルキューブで当日販売のみ
文 / 風都ナツメ（LoveWalker編集部）
東北出身。
居酒屋や旅先では初めて見る郷土料理や海外メニューを頼みがち。
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