暗号のような謎メニュー「に、」ってなに? 世界最高峰のあの名物料理が4度も楽しめます!
2024年05月31日 10時30分更新
丸の内初心者で美味しいものに目がない「LOVE Walker」女子編集部員クルミ(27)が、“映えグルメ”に出合えるお店に潜入してレポートする本企画。第15回は、スペイン料理と中華料理が融合したイノベーティブなレストランへ潜入します!
遊び心ある仕掛け満載の、唯一無二な西×中料理
本日訪れたのは、有楽町の駅近くにお店を構えるシックでエレガントなレストラン『TexturA(テクストゥーラ)』。店内はキラキラのシャンデリアに照らされたハイカウンターがおしゃれなカジュアルエリアと、上質なインテリアに囲まれて食にとことん向き合うことのできるレストランエリアに分かれています。今回は少し背伸びをして、ハイエンドなレストランエリアでランチコースをいただきます♪
席についてメニューを開くと、暗号のように単語が並んでいます。実は、真ん中に書かれているのが料理名。それぞれの料理の左側にスペイン語が書かれている場合は、スペイン料理、右側に漢字が書かれている場合は、中華料理、ということなんだそう。それぞれのメニュー名もかなりシンプルなので、どんな料理なのか想像ができないところが面白い! 期待が膨らみます。
まずはドリンクを注文。「コースに合う、一番映えるメニューってありますか?」とオーダーしたところ持ってきていただいたのは「草ワイン」。ワインのもつハーブ感をノンアルコールでも実現するために、能登半島の「あんがとう農園」の無農薬ハーブを直接グラスに生けたという斬新な一杯です。友人は、種類豊富な中国茶の中から水出しの「雨前西湖龍井(ウゼンセイコロンジン)」を注文。
最初に登場したのは、スペイン語でスープという意味の「ソパ」。なんと、サイフォンを使いコーヒーを抽出する要領で、蛤の出汁に生ハーブの香りをつける演出が。なんとも不可思議で味の想像がつかないまま恐る恐る口にすると、熱々のお出汁にフレッシュなハーブの香りが溶け合う初めての感覚!美味しさのあまり、そのまま一気に飲み干してしまいました〜!
続いて前菜5種類のピンチョス「5コ」。1つ1つ載せられた台座の立派なこと!穴子の赤ワイン煮×安納芋のパイ(画像右端)や、タピオカの揚げせんべい×シェリー豚の肩ロース(画像左端)など初めて出会う組み合わせが多く、小さなフルコースをいただいているかのような高揚感がありました♡
よだれ鶏の三段活用!? 余すとこなく食べたい絶品だれ
いよいよお店のシグネチャー「よだれ鶏」の登場! 世界最高峰の鶏とも称される「高坂鶏」をゆっくりと火入れし、ごま、ピーナッツ、カシューナッツ、パクチーで食感と風味をプラス。2種類のラー油と黒酢を使い、旨み、辛味、酸味をバランスよくブレンドしたタレは唯一無二な美味しさ。これはワインが欲しくなる〜!
高坂鶏を堪能したところですが、驚くべきはここから。メニューの中で一際謎めいていた「に、」の登場です。餃子に麺、豆腐のエスプーマ…これらは全部、よだれ鶏の余ったタレ「に、」に絡めて食べるものなんです。あまりにも美味しいタレに、残すのがもったいない!というファンからの要望で実現したんだそう。これは最高な組み合わせに決まってる!ということで、私たちもレッツ、三段活用!
コースのボリュームが満載すぎて伝えたいことが多すぎる!ので、今回の映えグルメは前編としてここまでで!次回、ワクワク演出満載の後編をお届けします。
お店情報
TexturA
【住所】東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階
【営業時間】
●カジュアルダイニングエリア:ランチ11:00~14:00(L.O.13:30)、カフェ14:00~17:00(L.O.16:00)、ディナー17:00~23:00(L.O.22:00)/土日祝 11:00〜23:00(L.O.22:00)
●レストランエリア:ランチ 12:00~15:00(L.O. 13:00)、ディナー 18:00~23:00(最終入店20:30)
【定休日】月曜
【問い合わせ】03-6259-1144
【公式サイト】https://whaves.co.jp/textura/
丸の内LOVE WALKERの最新情報を購読しよう