1枚の葉っぱに詰まった「物語」と「技術」と「芸術性」がスゲー! 絶対生で見るべき「葉っぱ切り絵展」に行ってきた
2024年07月26日 12時00分更新
丸善・丸の内本店4Fのギャラリーにて、7月24日(水)から8月6日(火)まで「リト@葉っぱ切り絵展~陸・海・空のなかまたち」が開催中です。葉っぱの切り絵って、一体どんなものなのでしょうか。私の「切り絵」のイメージは、お正月のテレビ番組でライブパフォーマンスをしている一発芸のような印象が強いので、ちょっと想像できません。百聞は一見にしかず、善は急げ、ということで早速見てきました!
動物の特徴を表した作品たちが精巧過ぎる!
「リト@葉っぱ切り絵展〜陸・海・空のなかまたち」は葉っぱ切り絵アーティストのリトさんの新刊「葉っぱ切り絵いきものずかん」(講談社)の刊行を記念して開かれた展覧会で、43点の作品が「草原のいきもの」「水辺のいきもの」「空想のいきもの」など7つのカテゴリーに分けて展示されています。
作品はどれも動物の生態や特徴が緻密に、かつユーモラスに表現されていて、中には思わずツッコミを入れてしまいたくなるような題材も。
1つ1つの細かなデザインの素晴らしさはもちろん、生で作品を見ることで、ちょっとでも雑に扱ったら壊れてしまうんじゃないかという儚さも感じられました。作品のデザインはメルヘンでかわいらしいものばかりですが、私のような30代男性でもプラモデルなどを作ったことがあれば、その技術の細かさと芸術性の高さに驚嘆できるんじゃないでしょうか。とにかく一度生で見てみた方がいいですよ!
リト@葉っぱ切り絵展〜陸・海・空のなかまたち
会期:7月24日(水)~8月6日(火)
会場:丸善・丸の内本店 4Fギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1階~4階
開催時間:9:00~21:00(最終日は15:00閉場)
入場料:無料
葉っぱ切り絵いきものずかん
著者:リト@葉っぱ切り絵
出版社:講談社
価格:¥1,650(税込)
文 / 須田ユウキ(LoveWalker編集部)
東京生まれ。
趣味はラーメン店巡りとスーパー銭湯巡り。
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