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「ほっ。」心にしみる木のぬくもりに、匠の息づかいを感じられる「2025 丸善 丸の内 木の匠展」

2025年06月27日 17時30分更新

 生活を彩る様々なアイテム。大量生産される製品は便利なものが多いが、どこか味気ないことも多い。毎日使うものだからこそ自分らしいものを選びたい。そんなニーズに応えてくれる「2025 丸善 丸の内 木の匠展」が丸善 丸の内本店で開催中だ。

 プラスチックや金属製品では得られない木のぬくもりはどこかほっとする。また、木工製品は使い込むほどに味わい深くなり、手放せない愛用品になっていく。そのように日常に迎え入れたい、匠たちが手掛けた文房具や家具、生活雑貨、アクセサリー、玩具などが展示・販売されている。

2025 丸善 丸の内 木の匠展

 本展示会は7月1日までの前半と、7月2日から8日までの後半に分かれて開催されている。前半後半それぞれ10人ずつ、総勢20人の匠たちの逸品が揃えられている。今回はその前半に展示されているアイテムの一部を紹介しよう。

会場の様子。通路横に並べられているので、眺めながら歩くのも楽しい

平井木工挽物所の筆記具。様々な木を用いた万年筆やボールペンはとても手になじむ。貴重な屋久杉を使ったものや、藍染めした木などバリエーションは豊富

KIZUKI OKINAWAは沖縄県産の琉球松、フクギ、ガジュマル、イジュ、沖縄ウラジロガシといった木材を使用したペンを展示

SuuWorx 伊藤 優氏による食器。自らが営む日本料理店ではご自身の作った器で料理を提供している

安比塗漆器工房の漆器。すべて手作業で作られている漆器は手に優しいぬくもりを伝えてくる

Zenコレクションのブラシ。キッチン用などのほか、ペットのブラッシングに使うペットブラシなどを展示

【Wood-Accessory】山田浩久氏のアクセサリー。木の持つ個性を効果的に引き出す加工がなされたアクセサリーは、宝石のようなきらびやかさはないがとても優しい印象を与えてくれる

SmiPle 木のメカおもちゃ作家 小田切祐佳氏の玩具。動かせる木の歯車などの知育玩具は子どもたちの情操教育にうってつけ

森風社の組木。動物をモチーフにしたものが多く、パズルのように遊ぶこともできる。宝船や蒸気機関車などの多数のパーツを使った組木や、恐竜シリーズのようなシンプルなものまで幅広い

 今回紹介した以外にも椅子などの家具を扱うたま工芸、動植物をモチーフにした木もの くっつらなど、10人の木の匠による本イベント。最近はエコというキーワードが語られることも多いが、木工製品を見て、触れると、そういう視点とは関係なく自然に落ち着いた気持ちになれる。

 長く、人生のお供になるかも知れない、あなただけの一品に出会いに、気軽に立ち寄ってみてはいかがだろうか。木の匠展は前半7月1日まで、後半7月8日まで、丸善 丸の内本店 4階文具売場イベントスペースにて開催されている。


2025 丸善 丸の内 木の匠展
会期:前半 6月25日9時~7月1日17時/後半 7月2日~7月8日17時
会場:丸善 丸の内本店 4階文具売場イベントスペース
住所:東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ4階
入場料:無料

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