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スッと爽やか「すだち蕎麦」ランチ ずっと食べていたい清涼感がたまらない!

暑い日でも食べたい!夏のご褒美蕎麦

 食欲が落ちがちな真夏日のお昼時、さっぱりと食べられる蕎麦が無性に恋しくなる日ってありませんか? そんな時にこそ訪れたいのが、丸ビル地下1階にある「九頭龍蕎麦 丸ビル店」。福井県の郷土料理を東京で味わえる人気蕎麦店で、平日でも大盛況。とはいえ回転が早いからか、並んでいても意外とスムーズに入店できるのも魅力です。

気品ある佇まいに、期待が高まります。

 暖簾をくぐると、木の温もりに包まれた落ち着いた空間が広がります。一人でもふらりと立ち寄りやすい雰囲気のカウンター席、奥には窓から東京駅駅舎を望む特別個室も。お昼は蕎麦の他コース料理も楽しめる他、夜は越前ガニやソースカツ丼といった福井の郷土料理や地酒が充実しており、会食やグループ利用にもぴったりです。

丸の内の喧騒を忘れさせてくれるような、静けさと上品な雰囲気。

赤レンガを眼下にゆっくりとくつろげる個室も。

 今回は、見た目にも涼やかな“すだち”の文字に心惹かれ「涼風 すだち蕎麦」をオーダー。案内されたカウンター席からは、ひっきりなしに出来上がった蕎麦が運ばれていきます。その中でも多く注文されていたのが「越前おろし蕎麦」。福井県の名物で、大根おろしの辛味がピリッと効いた冷たいぶっかけ蕎麦なんだとか。花かつおと刻みネギがたっぷりのっていて、こちらも捨てがたい一品でした!

「越前おろし蕎麦」一番人気も頷ける、食欲そそるビジュアルです。

暑さを忘れる、ひとすくいの清涼感・・・これぞ、求めていた味!

 冷たいお出汁に浸かった蕎麦の上には、薄くスライスされた緑鮮やかなすだちがびっしりと浮かび、見た目からして涼やか。運ばれてきた瞬間、すだちの爽やかな柑橘の香りがふわっと広がります。

 ひと口すすれば、すだちの酸味が効いたキリッと清涼感あるつゆが喉を潤し、まるで上質な和風スープを飲むようにゴクゴクと最後まで飲み干せそうなさっぱり感です。すだちにはクエン酸やビタミンCが豊富に含まれており、疲労回復や美肌効果、ストレス軽減にも良いとされるため、内からも外からも夏バテした身体に嬉しい一杯。

薄くスライスされ、美しく並べられたすだち、まるで芸術です!

 福井から直送されたそば粉を使用し、熟練の蕎麦打ち職人が毎日心を込めて手打ちするこだわりの麺は、しっかりとコシがあり香り高いのが特徴。ムチっと弾力ある麺の食感と上品な蕎麦の風味がしっかり感じられ、爽やかな柑橘出汁との相性が抜群でした。つゆは透き通るほど澄んだ見た目ですが、実は鰹節や昆布、サバ節などで丁寧にとった出汁をブレンドしているもの。あっさりしつつも奥行きのある旨みが感じられます。キーンと冷えた喉越しの良い蕎麦と香り豊かな柑橘のハーモニーに、「ああ、夏だなぁ」と思わず呟きました。

しっかりと冷やされたコシのある麺、たまりません!

香りと食感が魅力!「九頭竜舞茸天ぷら」

 蕎麦のお供にぜひ味わってほしい逸品が「九頭竜舞茸の天ぷら」です。九頭竜舞茸とは福井県産の希少なブランド舞茸で、肉厚で立派な姿から想像できる通り噛めば旨みがぐんと染み出るのが特徴。揚げたての天ぷらは衣がサクサクで中はジューシーに仕上がり、噛みしめると舞茸の芳醇な香りと濃い旨味が口いっぱいに広がります。一緒に添えられる天つゆに大根おろしをたっぷり加えてさっぱりといただくも良し、お塩で素材の甘みを引き立てるも良し。噛むほどに感じる香り高さは「森のステーキ」とも称される舞茸ならではで、言わずもがな冷たい蕎麦との相性も抜群でした。

暑さでこたえた体にも滋味が染み渡るようでした・・・!

 冷たい蕎麦と爽やかなすだちの香りに癒やされる「涼風すだち蕎麦」は、この時期の疲れた体と心にそっと寄り添ってくれる一杯。香り、味、のど越し、すべてが上質なランチタイムを演出してくれます。暑さに負けそうな日こそ、ぜひ訪れてみてください。次回の「丸の内ランチ案内」もどうぞお楽しみに!

九頭龍蕎麦 丸ビル店
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング B1F
電話番号:03-6812-2215
営業時間:平日11:00〜15:00/17:00〜22:00(LO21:00)
定休日:土日祝
公式サイト:https://kuzuryu-soba.tokyo/

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