自分のキャリア第二章の学び場「丸の内プラチナ大学」第10期開講 人生の別ルートが見つかるかも!
2025年08月08日 12時00分更新
一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)が提供する市民大学「丸の内プラチナ大学」の第10期が2025 年9⽉4⽇(木)に開講します。
「丸の内プラチナ大学」は、学生からビジネスパーソンまで幅広い層を対象にした、地域や社会のために今の自分を再起動するプログラム群。本年度用意された全9コースの中には、「逆参勤交代コース」なんていう、気になる名前のものも…!
社会課題に向き合う全9コースの市民大学
一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)は、未来共創イニシアティブ、一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワークと連携し、日本全体の活性化を目指す地方創生や、人生100 年時代のキャリア、ソーシャルビジネス、再生可能エネルギー、ウェルビーイングなど、話題となるテーマについて学びながら想いを共有するコミュニティを育み、参加者の今後のキャリアやライフデザインを考えるきっかけを提供する市民大学「第10 期 丸の内プラチナ大学」を2025 年9⽉4⽇(木)に開講します。
本年は、社会課題に向き合う全9コースを開講。東京・大手町のビジネス交流施設3×3Lab Future での座学の他、一部コースでは地域や農園、美術館へのフィールドワークも実施予定。
逆参勤交代コース(定員40名、全4回)
講師:松田 智生 氏(株式会社三菱総合研究所 主席研究員、丸の内プラチナ大学 副学長)
内容:
「人が動けば日本が変わる」。逆参勤交代は普段行かない地で、普段出会わない人と交流し、自分と地域が元気になる切り札です。今年度は長崎県壱岐市、石川県七尾市、北海道上士幌町を対象に、講座では各首長と地域のキーパーソンが地域の魅力と課題、逆参勤交代への期待を報告し、懇親会では各地の特産品や地酒を楽しみます。またオプションとして2泊3日のフィールドワーク「トライアル逆参勤交代」を実施。 リアルな課題を発見し、地域のキーパーソンと交流し、私を主語にした地域活性化の提案を検討します。
アグリ・フードビジネスコース(定員30名、全4回)
講師:中村 正明 氏(関東学園大学 教授、大丸有「食」「農」連携推進コーディネーター)
内容:
“都市と地域を食と農でつなぐ”をテーマに、群馬県太田市、茨城県常陸大宮市、千葉県香取市にスポットを当て、魅力的なゲスト(生産者・食関連事業者・自治体等)をお招きし、日本の食と農の現状や課題を学ぶとともに、3地域のフィールドワーク(オプション)をセットした体験・交流型のプログラムを実施します。講座とフィールドワークで食と農を通じた地域課題の解決や6次産業化によるフードイノベーションを実践的に学びます。キーワードは、6次産業化・都市農村連携・フードプラットフォーム。
繋がる観光創造コース(定員30名、全6回)
講師:吉田 淳一 氏(株式会社NTTデータ 経営企画本部 シニアスペシャリスト)
内容:
今年は「無いものねだりよりも、あるもの(人)探し!」Season3として、様々な地域・人々との出会いを通して、ゲストと受講生がそれぞれ持つ価値「(本来)あるもの」を互いが気付き、受講後も永く繋がって欲しい想いです。「関係人口」以上に心通える「感情人口」醸成に繋がる一期一会の講座を目指します。
アートフルライフコース(定員30名、全7回)
講師:臼井 清 氏(合同会社志事創業社 代表、株式会社美術出版エデュケーショナル 研修事業プロデューサー)
内容:
「アートの持つ様々な魅力を体感し、人生を豊かにする自分らしい感性を磨く!」人気の本コース。今年のテーマは、“巡る、めぐる”です。「ゴールを目指し、無駄を省いて、最短距離を一直線!」という昨今の世の中に、ちょっとしんどくなったりすることはありませんか? 「寄り道」とか「すき間」とか、目的のない時間と場所を、アートを介して探索(うろうろ)してみましょう。素敵な“めぐり逢い”は、自分の身の回りに、思いがけない形でいつも存在していることに、気づく機会になるはずです。
ライフシフト起業コース(定員30名、全7回)
講師:塚本 恭之 氏(ナレッジワーカーズインスティテュート株式会社 代表取締役)
内容:
人生100 年時代の今、一つの組織はもちろん時には組織自体から離れて、自分自身のビジネスを始めたいと希望する方が増えています。本講座は「自分らしい」起業の準備を学び、ビジネスパーソンでありながら、自身のビジネスを考える方のためのコースです。
Social SHIFT テーブルコース(定員16名、全4回)
講師:
町野 弘明氏 氏(一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク 代表理事)
服部 直子氏(株式会社ソシオエンジン・アソシエイツ Medi nogizaka プロジェクト 主宰)
内容:
「希望を自分たちで創る」講座。ヴィジョンを持ち、それを他者に語り、構想することで、一歩が踏み出せます。自分の行動で未来を変える・創ることができます。不安を煽るような情報から距離をおき、自分の内面をみつめ、独自のヴィジョンを描き、他者に語り、仲間をつくっていきましょう。一歩踏み出した、魅力的で現在進行形な先達をゲスト講師にお招きし、体験談を聴きながら構想していきます。
再生可能エネルギー入門コース(定員30名、全7回)
講師:三上 己紀 氏(立命館大学 上席客員研究員、エコッツェリア協会 研究調査室長)
内容:
都市、まちづくり、ライフスタイルなどをつなぐ再生可能エネルギー。このコースでは「再エネをイチからわかりやすく」楽しく学びます。環境に優しく、地球と対話し、世界とつながる力が大切な時代。「知る」「考える」「つながる」を体験しながら「まちと未来のこと」を一緒に考えましょう。
ウェルビーイングライフデザインコース(定員30名、全7回)
講師:前野 マドカ 氏(EVOL 株式会社 代表取締役CEO、一般社団法人ウェルビーイングデザイン 理事)
内容:
本講座では、自分らしく幸せに働き、生き生きと幸せに生きる人生をデザインするためのヒントをともに学びます。5 年目となる今年は「美しく生きる」を基本テーマに据え、参加者それぞれが自分を認識し、自分を肯定し、自分がどう働きたいのか、自分がどう自分の人生を生きたいのか、を明確にしながら、幸せに歩む仲間とともに人生を共創します。美しく生きるとは!?~心・身体・アート~それぞれの専門家と共に、その意味を深く理解し、自分なりのウェルビーイングを体感しましょう。
物語思考デザインコース(定員28名、全7回)
講師:梅本 龍夫 氏(有限会社アイグラム代表取締役、立教大学大学院社会デザイン研究科 客員教授)
内容:
人には今に至るまでの「物語」があり、未来に続く「物語」があります。過去の傷ついた物語を再編集することにより、自身の源から湧き出る本心から紡がれる未来が拓けます。この「物語」の力を取り戻し、今を生きるための大切なテーマを考える時間です。今年のテーマは、「生きものとしての物語を取り戻す」。人だけが過剰な競争を続け、他の生きものは、ただただ命をつなげているだけ。行き過ぎた競争が、今や私たちを苦しめており、今、競争より共創の社会へ、生きものの物語を通じて、私たちが変わっていく方向を考えていきます。開催中の大阪・関西万博でも「いのち輝く未来」がテーマとなり、ビジネス界でも「リジェネラティブ(再生)」がコンセプトとして注目されています。生命、いのちとは何か、そのダイナミズムにも迫ります。
各コース定員もあるので、気になる方は以下のリンクから早めに申し込むのが良さそうです。
https://www.ecozzeria.jp/events/platinum/platinum2025.html
第10期 丸の内プラチナ大学
開講⽇:
各コース共通DAY1 9⽉4⽇(木) 18:30~20:30
※DAY2以降、各コース4~7回の講座を実施(2025年3⽉まで)
開催場所:
3×3Lab Future(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOS ビル1 階)
プログラム:
講師陣によるトークセッション(3部制)、オリエンテーション・ガイダンス
※トークセッションのみオンライン配信
文 / オシミリン(LoveWalker編集部)
大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。
丸の内LOVE WALKERの最新情報を購読しよう