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昭和の駅弁は、なぜこんなに胸を打つのか? 50年前の『トンカツ弁当』が奇跡の復活

復刻・日本食堂「トンカツ弁当」の中身

 「昔、父と乗った列車で食べた、あの駅弁の味は格別だったな…」そんな懐かしい、昭和51年当時の味とパッケージを忠実に再現したお弁当が期間限定で登場します。

 実は今年、駅弁が誕生して140周年を迎えます。駅弁発祥の地は諸説ありますが、1885年(明治18年)に開業した宇都宮駅で販売された、おにぎりとたくあんのセットが駅弁の始まりといわれているそう。

 そんな節目を記念して、1976年に販売されていた「トンカツ弁当」が復刻しました。これは単なるお弁当ではありません。心の中に眠っていた大切な記憶が蘇る、思い出の扉を開ける鍵なのです。

50年前の洋風駅弁

 「駅弁屋 祭 グランスタ東京」で、復刻・日本食堂「トンカツ弁当」の販売がスタートしました。

復刻・日本食堂「トンカツ弁当」
¥1,400(税込)
販売期間:2025年10月1日(水)から2026年2月末頃まで

復刻・日本食堂「トンカツ弁当」の中身

 発売から60年を迎えた「チキン弁当」などを手掛けている日本食堂。その製造拠点の日本食堂調理所が製造していた「トンカツ弁当」を、内容・パッケージとも、残された資料をもとに再現しました。

 トンカツに合わせるごはんは、レーズン入りのカレーピラフ! ちょっと不思議な組み合わせですが、カツカレー的な感じなのかも。

1976年(昭和51年)に販売されていた「トンカツ弁当」(当時は500円)

1976年(昭和51年)に販売されていた「トンカツ弁当」(当時は500円)


駅弁屋 祭 グランスタ東京
場所:グランスタ東京内 1F 中央通路エリア(改札内)
営業時間:5:30~22:00


文 / 風都ナツメ(LoveWalker編集部)

東北出身。
居酒屋や旅先では初めて見る郷土料理や海外メニューを頼みがち。


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