福岡が誇る高級茶「八女茶」、それは600年前に中国から伝わった一粒の種からはじまった物語だった
2025年10月10日 12時00分更新
今から600年前、一人の禅僧が中国から持ち帰った茶の種。それが福岡県の八女の地で根付き、人々の手で大切に育まれ、今や日本一とも称される「八女茶」になりました。その長い歴史と、一杯のお茶に込められた作り手の想いに触れられるイベントが、丸の内で開催されます。
福岡の八女茶を味わうイベント
福岡県は、福岡の八女茶を楽しむイベントを2025年10月12日(日)、13日(月・祝)に東京シティアイ パフォーマンスゾーンで開催します。
1423年に栄林周瑞(えいりんしゅうずい)禅師が明(中国)から茶の種を持ち帰り、筑後国鹿子尾村(現・八女市黒木町笠原)に製茶技法とともに伝え広めたことが「福岡の八女茶」のはじまりとされ2023年、発祥から600年を迎えました。「福岡の八女茶」は、あまくてコクがあり、旨みが強いお茶で、量よりも質を重視した栽培を行っていることが特長です。
今回のイベントは、「八女茶体験」をテーマに、福岡の八女茶の魅力をお届け。八女茶について学べるワークショップブース、八女茶を味わう販売ブース、そして八女茶を愉しむお茶時間ブースが並びます。八女伝統本玉露など、東京ではなかなか手に入らない貴重なお茶など様々な種類のお茶が登場。お茶屋さんとの会話を楽しみながらお茶を買うことができます。ワークショップの講師を務めるのは⽇本茶の専⾨家である「⽇本茶インストラクター」。 ⼋⼥茶について楽しく学べるワークショップを開催します。
八女茶テイスティングワークショップ
開催時間:①10:30〜②11:30〜③13:00〜④14:00〜⑤15:00〜
所要時間:30分程度
定員:各回10名
参加費:500円(当日現金払い)
お申し込み:https://yamechaws2025.peatix.com/
※参加は事前予約がおすすめです。空きがでた場合は当⽇予約も承ります。
また、オリジナル贅沢茶”口 (ぢゃぐち:蛇口から八女茶)も登場! じっくり丁寧に水出しした八女伝統本玉露を体験できます。
「福岡の八女茶を味わう」オリジナル贅沢茶”口 (ぢゃぐち:蛇口から八女茶)
価格:1杯100円(現金払い)
※1日200杯限定
福岡の八女茶を楽しみましょう!
福岡の八女茶を味わう
開催⽇時:2025年10⽉12⽇(日)、13⽇(月・祝)10:00〜18:00(最終日 17:00まで)
会場:東京シティアイ パフォーマンスゾーン
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE地下1階
文 / オシミリン(LoveWalker編集部)
大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。
丸の内LOVE WALKERの最新情報を購読しよう