阪神甲子園球場隣接の商業施設「甲子園プラス」が開業1周年!阪神タイガースOBの今成亮太氏が1日PR大使に就任

2023年03月10日 10時00分更新

 甲子園駅から徒歩7分、阪神甲子園球場に隣接する商業施設「甲子園プラス」の開業1周年記念イベント「甲子園プラス1st anniversary イベント」が、3月4日と5日の2日間にわたって開催され、阪神タイガースOBの今成亮太氏が1日PR大使に任命された。

 今成氏は2012年~2018年の6年間、阪神タイガースに所属。現役時代はユーティリティープレイヤーとして活躍し、持前の明るいキャラクターでチームを盛り立てた。現在は野球振興に努めるほか、ABCテレビ「おはよう朝日です」などにも出演している。

 今回は、そんな今成氏が甲子園プラス1日PR大使として登場し盛り上がりをみせた、3月4日の「甲子園プラス1st anniversary イベント」の様子をレポート!

モノマネに食レポも!ファンを湧かせた「1日PR大使任命式」

 甲子園プラスは、阪神タイガース、高校野球、阪神甲子園球場の歴史を一堂に集めたミュージアム「甲子園歴史館」や、ハンバーグやオムライス、ベーカリーなどの飲食店のほか、バッティングセンターやキッズ向けのパルクール施設などを備える施設で、3月3日に1周年を迎えた。

阪神甲子園球場南側に位置する商業施設「甲子園プラス」

 甲子園プラスの2階デッキで開催された「1日PR大使任命式」には、約100人のファンが集結。阪神タイガースのユニフォームはもちろん、日本ハムファイターズ時代のユニフォームに身を包んだ人や、タオルやうちわなど現役時代のグッズを掲げる人も。阪神タイガース屈指の明るいキャラで知られる今成氏の人気の根強さが伺える。

阪神タイガースOBの上本博紀氏の打撃フォームを再現し、打球の行方を見守る今成氏

 スーツ姿で登場した今成氏は、甲子園プラスの感想を聞かれ「飲食店やバッティングセンターも入っていて、大人から子どもまで楽しめる場所。PR大使に任命していただき、大変光栄です」と応じ、台本にはなかったという得意のモノマネも披露。ファンのリクエストで、阪神タイガースOBの上本博紀氏のバッティングフォームを見事に再現してみせた。「年々くねくねし始めましたね。上本さんからは“俺で稼ぐな”って言われる」と裏話も交え、会場を大いに沸かせた。

 任命式では、この日のために用意された特製の名刺パネルを進呈。「誕生日以外で初めて着けたかも」というタスキをかけられ、ファンとのフォトセッションが行われた。

1日PR大使に就任後、ファンの求めに応じてポーズを決める今成氏

 続いて、PR大使の初仕事として、施設内の飲食メニューを食べる「食レポ」に挑戦。「このスンドゥブは辛いだけじゃなくて、旨味がすごい」「今、ハンバーグに箸を入れたらブワッと肉汁があふれてきましたよ!」と玄人ばりのレポートを連発。さらに、ウスターソースやお酢などで味変が楽しめる皿うどんを口に運びながら「味変で西勇輝から岩崎、湯浅のようなローテーションが組めますね。湯浅に飽きたら次は西純矢で。これで“アレ”を目指しましょう」と阪神タイガースOBならではのコメントも飛び出した。

施設内各店のスンドゥブ、ハンバーグ、オムライス、皿うどん、明太子バターフランスを次々に食レポ!

 任命式終了後、今成氏から参加者にPR大使のオリジナル名刺を配布。感染防止のため声かけこそ禁止されていたが、1人1人に名刺を手渡しつつ、周りを取り囲むファンのカメラに目線を送るなど、気さくに応じていた。

オリジナル名刺を1人1人に手渡す今成氏

サプライズ登場に店内騒然!PR大使が各店にあいさつ

 午後からは、今成氏が甲子園プラス内の各店を訪問。グラブやバットなどの野球用品やMLBグッズなどがそろう野球専門店「スタンドイン甲子園」に入店すると、サインや写真撮影を求めるファンですぐさま人だかりが出来た。

野球用品を取りそろえる「スタンドイン甲子園」でファンと交流

 店内にいた人たちは「まさかここで今成さんに会えるとは」「こんなことあるんや!」と大興奮の様子。スイングスピード計測ブースでバッティングを披露し、柱にサインを書くなど、旺盛なサービス精神で店を盛り上げた。

 続いて、施設内の飲食店へ。甲子園プラスの広報スタッフから「PR大使の今成さんです!」との紹介に、居合わせた人たちがどよめく。

 各店のスタッフに「ハンバーグすごく美味しかったです!」「広くてきれいなお店ですね」と丁寧に声をかける今成氏。さらに店に居合わせたお客さんたちに特製名刺を配り、記念撮影にも応じた。

 1周年記念イベントとして行われていた縁日コーナーにも飛び入り参加。PR大使任命式に参加していたという今成氏のファンの親子と共に、スーパーボールすくいを楽しんだ。

ファンと共にスーパーボールすくいにチャレンジする今成氏

 「ずっとファンだった今成さんにお会いできて、今日はすごく楽しかったです!」と親子は大満足。充実の一日となったようだ。

バーチャルバッティングセンター「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」で熱血打撃指導

 バーチャルバッティングセンター「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」では、今成氏による野球指導を実施した。同店は、大型スクリーンに阪神甲子園球場が完全再現され、憧れの阪神甲子園球場でバッティング、ピッチングをしているかのような体験ができる、日本初のバーチャルバッティングセンターだ。

 この日は、男女5人が今成氏の指導を受けた。参加者の打撃フォームを確認しながら、「足を上げるタイミングを変えてみよう」「バットのまん中ではなく、先のほうに当てる意識を持って」「肩をグッと引いて、もっと引きつけてから振りましょう」など、具体的にアドバイス。プレイを終えた後も、身振りを交えて熱い指導が続いた。

1人1人の打撃フォームを真剣にチェック。アドバイスを受けてコツを掴み、クリーンヒットを連発するようになった参加者も

プレイを終えたあとも打撃の注意点などを丁寧に説明

 5人の指導を終えた後、今成氏も自らバッティングを実践。現役時代に実際に着ていたという、阪神タイガースの夏の恒例イベント「ウル虎の夏」仕様のユニフォームに身を包み、打撃指導の解説も交えながら15球をプレイした。

「ウル虎の夏」仕様のユニフォームを着用

 完璧なタイミングでボールを捉え、「ホームラン」を連発する今成氏に参加者は「すごい!」「私も帰ったらもっと練習しなきゃ」と感心しきり。今成氏は「現役時代もこんなに飛ばしたことないよ」と笑った。参加者との記念撮影の後、野球指導は和やかに終了した。

 このほかにも、1周年記念イベントではノベルティのプレゼントや、今成氏のサイン色紙、阪神タイガース選手のサインボールなどが当たるグッズ抽選会など、さまざまな企画が行われた。「甲子園プラスは試合前や試合後に、家族で遊べる施設。阪神タイガースとともに、盛り上げていきましょう!」と語っていた今成氏。プロ野球シーズン開幕に向け、阪神タイガースや甲子園プラスの魅力を存分にPRしていた。

 4月7日(金)には阪神甲子園球場も開幕を迎え、よりアツくなっていくタイミング。阪神甲子園球場を訪れた際は、開業1周年を迎えより盛り上がりをみせる甲子園プラスを訪れてはいかがでしょうか。

甲子園プラス
住所:兵庫県西宮市甲子園町8-15
営業時間:店舗により異なる
休館日:店舗により異なる
アクセス:阪神電車甲子園駅より徒歩7分

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