いつでも誰でもどこでも「つながる東京」を考える!TDH協議会についてご紹介
2023年05月31日 12時00分更新
※新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
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東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です(旧 次世代通信推進課note)。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年(平成31年)4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。
都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。
■前回の紹介記事はこちら
小学校でドローンのプロモーションイベントを行ないました!
※過去の連載記事はこちら:東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室(旧 次世代通信推進課note)連動企画
皆さん、こんにちは!ネットワーク推進課です。今回は、「つながる東京」の実現に向け、令和5年2月8日に開催した第5回スマート東京・TOKYO Data Highway戦略推進協議会の内容について、ご紹介します!
TDH協議会とは?
TDH協議会とは、スマート東京・TOKYO Data Highway戦略推進協議会の略称であり、「未来の東京」戦略を踏まえ、TOKYO Data Highway基本戦略の実現を中心課題に据えつつ「スマート東京」の実現に向け、情報通信等に携わる有識者等との意見交換を行ない、今後の施策展開に反映することを目的として、令和元年度に設置された会議体です。
これまで5Gを中心に議論してきましたが、第5回目となる今回は、4G・5Gのさらなる展開、Wi-Fiや衛星通信の活用など、「つながる東京」の実現に向けて幅広く意見交換を行ないました。
「つながる東京」とは?
東京都は、情報通信ネットワークを、防災、医療教育などあらゆる分野のデジタルサービスを提供するために必要不可欠な基幹公共インフラであるという認識のもと、「電波の道」で、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現を目指しています。
3層構造について
「つながる東京」における情報通信ネットワークは、様々な手段での構成を想定しており、東京都では、情報通信ネットワークを以下のような3層構造としてとらえています。
【3層構造】
①光ファイバー等の有線網(1層目)
②モバイルインターネット網(2層目)
③衛星通信(3層目)
このように、東京都では、3層構造を効果的に活用することで、「つながる東京」の早期実現を目指しています。
このうち2層目のモバイルインターネット網は、4G・5Gを中心としつつ、公衆Wi-Fi、スマートポールも活用し、官民で連携を図りながら整備を進めています。
実現へのコンセプトについて
「つながる東京」の実現に向けては、次の3つのコンセプトにより、施策を検討していきます。
【実現へのコンセプト】
①包摂性・・・外国人観光客を含め、誰ひとり取り残されないインクルーシブな社会を実現
②冗長性・・・公衆Wi-Fiや衛星通信等を活用することで、複数の伝送経路を使用し、通信の冗長性を確保
③信頼性・・・TOKYO Data Highwayを通じて安全で高信頼な通信環境を提供
「つながる東京」展開方針
「つながる東京」の実現に向けては、3つのコンセプトを踏まえ、「つながる東京」が目指す全体像(ビジョン)を明らかにした上で、通信手段ごとに整備・活用の手法などを示した展開の方針を策定します。そして、この方針に基づいて、施策を展開していきます。
なお、方針の策定にあたっては、各分野のご専門である委員の方々に、本協議会でご意見をいただきながら進めていきます。
協議会準備の様子
突然ではありますが、この記事の著者である私は、今年1月(令和5年)から都庁で働き始めた新入職員です。
元々は民間企業(通信事業者)の技術部門で働いており、人事交流の一環で年明けから都庁での勤務となりました。
配属後、最初の業務の一つとして担当したのが本会議体の運営であり、この1ヵ月間全速力で準備を進めてきました。
副知事や外部有識者が出席する会議の運営という、これまで携わった経験のない業務というばかりでなく、官公庁特有のルール等に四苦八苦しながらも、周囲のプロパー職員の温かいサポートやフォローもあり、なんとか開催に漕ぎつけることができました。また、その過程で、普段は企業側で意見を求められる側であった官公庁の会議体が、どのような過程を経て開催されるのか、その裏側を垣間見ることができたのは、官民の人事交流ならではの貴重な経験となりました。
その中でも、今回新たな試みとして導入したものの一つが、手話通訳です。都の取組が一人でも多くの方に届くよう、リアルタイム配信の画面に重ねる形で手話通訳を入れています。これを契機に、会議の進め方もアジャイルにブラッシュアップしていくことが重要だと感じました。
協議会の様子
YouTube上でアーカイブ動画を公開中です!
会議資料や議事録についてもデジタルサービス局HP上に掲載しておりますので、興味をお持ちになった方は是非一度ご覧ください!
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/tokyodatahighway/council.html
おわりに
今回の記事では、第5回スマート東京・TOKYO Data Highway戦略推進協議会について、ご紹介させていただきました。
引き続き、都庁の一員として様々な取組を推進していきます。
東京都では、引き続き西新宿の街をスマートシティーにしていく取組を推進してまいります!
【参考】デジタルサービス局ウェブサイト:
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/
引き続き、西新宿スマートシティ協議会のホームページを定期的にご覧いただくとともに、西新宿の取組を配信しているLINEコミュニティにご登録いただき、是非とも熱気あふれるコミュニティの仲間に加入していただければと思います。お待ちしております!
西新宿スマートシティプロジェクト-西新宿スマートシティ協議会-
https://smartcity-nishishinjuku.jp/
◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo
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