都会暮らしだろうがみんなお祭り好き過ぎでしょ! わざわざ浴衣を着て集う週末の「丸の内夏祭り」レポート
2024年08月01日 12時00分更新
7月26日、27日に東京・丸の内の行幸通りで「丸の内夏祭り」が開催されました。「丸の内夏祭り」は今年で19回目の開催。高さ約4mの祭やぐらが登場する「丸の内盆踊り」が2年ぶりに開催されたほか、50人が一斉に打ち水をする「丸の内 de 打ち水」が行われました。
オフィス街のど真ん中で行われる夏祭りとはどんなものなのか、26日の「丸の内夏祭り」の模様をお届けします!
環境に配慮した打ち水で気温が4度下がった!
水が蒸発する際に地面からの熱を奪う気化熱を利用した、古くからの暑さ対策の打ち水。「丸の内 de 打ち水」で使用される水は東京国際フォーラムの中水(=飲用には適さないが、人体に影響を及ぼさない形で再利用される再生処理された水)が使用されていて、環境にも配慮されているとのことです。
50人の参加枠はあっという間に埋まり、MCの「せーの!」の掛け声で一斉に水をまく光景は予想以上の迫力! 海外からの旅行客らしき人たちも多く参加していたのが意外でした。
この日はMCの手元の温度計で気温が38度ありましたが、30分後くらいには34度まで下がり、結果を聞いた参加者たちからは拍手が。夕方の開催なので日が落ちていったことも影響あると思いますが、確かに多少過ごしやすくなったように思います。
東京駅の真正面で「東京音頭」を踊る!
祭やぐらで行われた盆踊り。最初は祭やぐらを中心にした1つの輪でしたが、次第に人が増え二重の輪になり、「東京音頭」や「ドンパン節」などを踊って皆さん楽しんでいました。東京駅の駅舎をバックに祭やぐらが建っているというのが、丸の内感があっていいですね。
そして、ひと通り取材を終えた私は、せっかくなので何か食べて帰ることに。この日はキッチンカーが6店舗出店していて、既に週末の”華金”を楽しんでいる人たちがたくさんいました。
行く前は仕事終わりの方が多いのかなと思っていましたが、行ってみたらちゃんとこの「丸の内夏祭り」を目的に来て、浴衣を着ている人も多く、日本人ってやっぱりお祭りが好きなんだなーと思いました。
その一方で、海外の方が楽しそうに打ち水をしている姿が、とても印象的でした。もしかしたら「UCHIMIZU」として海外ではやる日が来るのかも!?
文 / 須田ユウキ(LoveWalker編集部)
東京生まれ。
趣味はラーメン店巡りとスーパー銭湯巡り。
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