大盛況の「大阪・お城フェス」での戦国LOVEWalkerと攻城団の合同公開会議は会場の参加者も交えて、「地域振興・地域活性化」をテーマに大いに盛り上がった

 3回目となる“お城イベント”「大阪・お城フェス2024」が2024年8月10日〜12日、JR大阪駅、梅田駅近くのグランフロント大阪にて開催され、戦国LOVEWalkerは、メディアサイト「攻城団」 のこうの団長をゲストに、筆者もフォーラムで参戦した。テーマは「攻城団×戦国LOVEWalker合同公開会議 御城印で地域連携、地域活性化を実現できるのか!?」。参加者の方の声をスマホから書き込んでもらいながら、大いに盛り上がった。

 「攻城団×戦国LOVEWalker合同公開会議」では、ムック『戦国LOVEWalker』第3弾を公開シンポジウムで議論した。登壇者は、攻城団のこうの団長、筆者と司会の角川アスキー総合研究所の中西祥智の3人。地域活性をテーマに、いかに地域に人を呼び込み、お城で盛り上げていけるかを話し合った。大人気の「御城印」も、実際に現地に、人を呼び込むためには仕掛けが必要で、こうの団長から、攻城団での活動や、興味深い過去の事例などを紹介してもらい、会場の人たちからの書き込みも次々と紹介された。

 筆者が理事を務めている一般社団法人メタ観光推進機構は、位置情報の上に重なる観光のレイヤーを意識して楽しもうというものだが、お城や戦国時代の合戦場、城下町などの名所旧跡から、山城など、今は地形などでしか感じ取れないものまで含めて、その記憶の上に今の街が重なり、歴史を感じさせる特産品や伝統食、武将をイメージしたお酒などが楽しめ、時には小説や映画、アニメで作品化されるなど、「戦国メタ散歩」ほど、「メタ観光」として楽しいものはない。

 現地を実際に歩くことの楽しさを広めたい、という方向性で、登壇者も会場の参加者も気持ちが一つになり、どういう仕掛けが可能かで盛り上がった。以下に、攻城団のYouTubeで当日の様子がアップされているので、ぜひ、見て確かめて欲しい。

【大阪・お城フェス2024】攻城団× 戦国LOVEWalker 合同公開会議「御城印で地域連携、地域活性化を実現できるのか!?」

https://youtu.be/ixSXrOc9FHg?si=vNZ-gK4PoRTzmmmr

こうの団長(写真右)と筆者

全国のお城ブースの出展者の楽しい笑顔を見て回るのがフェスの楽しみだ

 「大阪・お城フェス2024」は、JR大阪駅、梅田駅近くのグランフロント大阪にて開催され、大阪をはじめ、全国各地のお城に関わる観光PRブースが大挙集まり、家族連れなどで大いににぎわった。九度山・真田ミュージアム名誉館長の北川央氏や城郭考古学者の千田嘉博氏らによるセミナーやフォーラムも開かれ、筆者も少し覗かせてもらったが、大入りのお客さんと、登壇者の熱気あふれるプレゼンに大興奮の様子だった。

 以下は、3日目のブースを回って撮らせてもらった各ブースの嬉しい笑顔の数々だ。

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