丸の内でぜひやってみたい一人酒!全国47都道府県から厳選、常時75種類以上、11段階の温度で楽しめる日本酒を飲み比べてきた!
2024年10月25日 12時00分更新
華の金曜日に訪れたいオススメ夜遊びスポットを丸の内初心者の「LOVE Walker」女子編集部員ラン(29)が実際に巡り現場をレポートする本連載。今回は、品揃え豊富な日本酒を求めて気になるあの店へと伺いますよ〜
全国47都道府県の日本酒を飲み比べ
急に肌寒くなり、秋の気配を感じる今日この頃。久しぶりに一人でのんびり飲みたい気分になり向かったのは、二重橋前ビルの地下にある「ぬる燗佐藤 丸の内」。暖簾をくぐると、ずらりと並んだ日本酒がお出迎え。暖色のライトがあたりを包み込み、心地よい空間を演出しています。一人でも気軽に訪れられるこの雰囲気、思わず「ただいま〜!」と口に出したくなるほどの安心感です。
カウンターに腰を落ち着け早速メニューを開きます。常時75種類以上を取り揃えるというこのお店では、11段階の温度で楽しめる「温度飲み」や、全国47都道府県から厳選された日本酒を「吟醸系」「純米・本醸造系」など様々な切り口で飲み比べできるセット、さらには「十四代」「而今」「飛露喜」といった言わずと知れたプレミアム酒まで勢揃い。日本酒の種類と組み合わせの多さに、私の優柔不断ぶりが発動。悩んだ挙句、「辛口が好みです」と一言伝えて、店主おすすめの飲み比べセットをお願いしました!
出てきた「おすすめ」日本酒のラインナップがこちら!「超辛口」「大辛口」などの文字がデカデカと書かれた豪快なラベルにテンション上がります!「右から順番に飲むといいですよ」とおすすめいただいたとおりに、「ばくれん」から一口。キレ味が鋭く、それでいてどこかフルーティーな後味が絶妙で、上品な味わい。温度も冷たすぎなくて、お米の風味をしっかり感じられます。
続いて山田錦を60%まで精米し、大辛口に仕上げた「三井の寿」。スッキリとした口当たりで、先ほどよりさらにお米っぽさを感じる!個人的に大好きな味でした!
最後は、漆黒のラベルがインパクト大な奈良県産の「春鹿」。キレッキレで食事の邪魔をしない超辛口酒、同じ辛口でもそれぞれの個性がはっきり感じられることに、改めて驚きです。
日本酒の奥深さに感動していると、最初の一品が登場!升の上に乗ったこちらは、なんとポテトサラダ!いくらがたっぷりと乗った贅沢なお店名物のポテサラで、栗やさつまいものような風味豊かな「インカのめざめ」を使っているのだそう。これは日本酒に合うに決まってる〜!
続いて、隣の席の人が食べているのが美味しそうで思わずオーダーした「濃厚だしまき卵」。4つにカットされただしまきの大きなこと!濃厚と銘打っているだけあって、卵もお出汁もしっかり味で、こちらも日本酒進む系です。ふわふわの食感から溢れ出す出汁がたまらない・・・。食べ応えも十分です!
やっぱこれでしょ!「鶏白湯おでん」
お店で不動の人気を誇るのが、名物の「鶏白湯おでん」。大根や厚揚げなど定番の具材に加え、手羽先や揚げ餅といったユニークな具材も選べるので、飽きることなく楽しめます。迷ったら三種盛りや五種盛りでランダムにいただくこともできる!ということで、三種盛りをお願いしました。
特筆すべきは何と言っても鶏白湯のスープ。白濁した見た目に、濃厚で自然なとろみがあるお出汁は、そのまま飲み干してしまいたくなる優しい味。言わずもがな日本酒との相性も抜群です!お好みで柚子胡椒と一緒にいただいても◎。
あまりの美味しさに、おでんを追加注文!気になっていた「京揚げ生麩」をいただいてみました。たっぷりのスープに緑の生麩が浮かぶように入っていて美しい・・・♡ はんぺんとお餅の間のような歯切れの良いもちもち食感が癖になる美味しさ。こちらもしっかりスープまでいただきました!
まとめ
気づけば体も心もポカポカに。周りを気にせず好きなものだけを飲んで食べる時間ってこんなに楽しかったっけ〜、と再度一人酒の魅力を実感。ふわふわした気分でお店を後にしました。優しさ溢れる鶏白湯おでんを求めに帰りたくなるような、暖かいお店に出会えて大満足です!
次はどこに行こうかな〜?丸の内FridayNight、次回もお楽しみに!
お店情報
ぬる燗佐藤 丸の内
【住所】東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビル B1F
【電話番号】03-6273-4648
【営業時間】11:00 - 14:30、17:00 - 23:00 土:12:00 - 14:00、17:00 - 22:00
【定休日】日・祝日
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