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歩くだけで癒される~ 和のイルミネーションが丸の内の地下通路を照らす

和あかりの路

 東京駅から地下直結のギャラリースペース「行幸地下ギャラリー」。そのときどきでさまざまな展示が行われているので、私も丸ビルなどへ買い物に行った時にはついでに立ち寄ることが多いです。

 先日も丸ビルでランチをしたので、丸ビルと新丸ビルをつなぐ地下通路にある行幸地下ギャラリーへ立ち寄ってみると、いつもとちょっと雰囲気が違います。展示スペースをよく見ると、いつもより全体の照明が暗く、そしてギャラリーのウィンドウ内はあたたかな光で灯された和傘が並んでいます。

和あかりの路

ウィンドウ内に和傘がズラリ

地下通路に江戸の情緒があふれ出す

 1月9日から、大手町・丸の内・有楽町エリア(大丸有エリア)の各スポットで順次開催中の「江戸にひかり大丸有」。2月1日(土)~2月28日(金)の期間、行幸地下ギャラリーでは「和あかりの路」を開催中です。

 江戸時代には、広大な大名屋敷が軒を連ねた「武家地」だった大丸有エリア。そんなこのエリアで、江戸の歴史に「ひかり」を当て、伝統的な江戸の情緒と景観を現代にアップデートしてさまざまなイベントを順次展開しているのが「江戸にひかり大丸有」です。

和あかりの路

行幸地下ギャラリーで開催中の「和あかりの路」。地下通路で江戸の情緒が楽しめます

 ここ行幸地下ギャラリーで開催中の「和あかりの路」で楽しめるのは、和傘を使ったイルミネーション。

和あかりの路

色鮮やかな和傘イルミネーション。あたたかい光に癒される~

 イルミネーションと聞くと、きらびやかな光をイメージしますが、和傘イルミネーションは落ち着いたあたたかな光が楽しめて、情緒たっぷり。丸の内のイルミネーションといえばなんといっても、丸の内仲通りで行われる「丸の内イルミネーション」ですが、この和傘イルミネーションもホッとする美しさでよいものです。

繊細なつくりの和傘が並んでいます

行燈も飾られていて、江戸らしい情緒たっぷり!

 こころ落ちつく和のイルミネーション「和あかりの路」が楽しめるのは、2月28日(金)まで。その後は大手町に場所を移して、3月3日(月)から「はるミネーション」という和傘イルミネーションが行われる予定です。いつもと違った、江戸の情緒を感じられる大丸有エリアをぜひ楽しんでみては。

江戸にひかり大丸有
実施日時:
2025年1月9日(木)~3月7日(金) ※各イベントにより実施日時・開催場所が異なります。
実施場所:
①丸の内仲通り:江戸藩邸仲通り〔大名家紋・和柄バナーフラッグ/行燈〕※終了しました
②行幸通り(東京駅丸の内側):満天の江戸光景〔和傘イルミネーション〕※終了しました
③行幸地下ギャラリー:和あかりの路〔和傘イルミネーション/行燈〕2月1日(土)~2月28日(金)
④大手町エリア:はるミネーション〔和傘イルミネーション〕3月3日(月)~3月7日(金)


文 / オシミリン(LoveWalker編集部)

大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。


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