第7回

一口、もう一口とレンゲを持つ手が止まらない！冷やし黒ごま担々麺が猛暑日ランチの最適解！

2025年06月27日 12時00分更新

　ビジネスマンから観光客までさまざまな人々が足を運ぶ丸の内エリアは、グルメも充実。

　日常的に使えるリーズナブルなランチからガッツリめし、特別な日に使いたい名店のお得でおしゃれなランチまで、美味しいものに目がない「LOVEWalker」編集部がご紹介します！

猛暑を乗り切る夏限定「冷やし麺」

　じっとしているだけで汗ばむような暑さが続くこの時期。さっぱり冷たいものが食べたいけれど、同時にしっかりお腹も満たしたい…そんなわがままを叶えるために、今回向かったのは丸ビル地下1階のフードゾーン「マルチカ」にある中国料理店「雪梅花」（シュエメイホァ）。忙しい丸の内ワーカーにも嬉しい手軽な点心や麺料理を提供しています。店頭ではテイクアウト販売も行われ、この日も昼時にはテイクアウト目当ての人で賑わっていました。イートイン利用時は先にレジで注文と会計を済ませてから席に着くセルフスタイルなので、ランチタイムの限られた時間でもスムーズに利用できます。

カウンター席中心で、一人でも気軽に利用しやすい雰囲気。

　麺の幅広さともちもち食感が話題のビャンビャン麺や、酸っぱ辛さがクセになるサンラータンメンなど、通年人気のメニューにも目移りしつつ、今回選んだのは、夏季限定メニューの「冷やし黒ごま担々麺」(1,408円※税込）。暑さで火照った体も喜ぶ、ひんやり冷たい担々麺です。他の麺メニューと同じく、包子セット、焼売セットが選べます。

今回は焼売セットをチョイス。さらに＋120円で杏仁豆腐もつけられちゃいます。

　黒胡麻ペーストがたっぷり溶け込んだスープは、見た目からして濃厚そのもの。胡瓜やニラ、パクチーの鮮やかな緑が映えて、見るだけで食欲をかき立てられます。まずはスープを一口。とろりとした胡麻のまろやかなコクが口いっぱいに広がり、少し遅れてじわっと辣油の辛さが追いかけてくる…冷たいのに、しっかり旨辛でクセになる味わいです。

一杯、もう一杯とレンゲを持つ手が止まらなくなる病みつき感！

　続いて麺を啜ってみると、程よく太さのある中太麺はコシがしっかりしていて、モチモチとした弾力が心地いい！　冷たいスープがほどよく絡み、口に運ぶたびに小麦の甘みと香ばしい黒胡麻の風味、そしてピリッとした唐辛子の刺激が交互に押し寄せます。食べ進めるほどに不思議と食欲がどんどん湧いてくる…まさに暑さでバテ気味の日でも元気をくれる一杯です。

具材も多く、食べ応え抜群です！

　卓上には黒酢やラー油といった調味料も用意されているので、途中で黒酢をひと回し入れて酸味を利かせたり、ラー油を足して辛さをプラスしたりと、自分好みの味変も楽しめます。まろやかな胡麻スープに黒酢のコク深い酸味が加わると、一層味に奥行きが生まれて新鮮ですよ！

色々試してみたくなる！

追い辣油で辛さ増し増し！

　半分ほど食べ進めたところで、セットの焼売もいただきます。ぷりっとした海老が丸ごと包まれた海老焼売は、ひと口かじると海老の甘みと旨みがじゅわっと弾けます。豚焼売は、粗挽きの豚肉をぎゅっと詰め込んだ王道スタイル。肉汁がたっぷり閉じ込められていて、黒酢との相性も抜群。これで＋300円はちょっと得した気分です。