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世紀を超えるドレスたち 三菱一号館美術館で「アール・デコ」の装飾美に浸る

2025年11月12日 12時00分更新

展示風景

 10月11日(土)、三菱一号館美術館で、「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団コレクションを中心に」が始まりました。三菱一号館美術館では、数年に一度、服飾をテーマにした展覧会を開催してきました。2016年の「オートクチュール」展、2022年の「ガブリエル・シャネル」展を覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。今回の展覧会では、フランスのファッションを起点に、「アール・デコ」と呼ばれる今から約100年前の装飾様式を考察します。

 展覧会の主人公はなんといっても60点ものアール・デコ期のドレス。すべて京都服飾文化研究財団(KCI)の所蔵品です。同財団は下着を中心とする衣料品メーカーのワコールが設立した研究施設で、数世紀にわたる時代の西洋のドレス類を収集しています。

 KCIが所蔵する数多くの収集品の中から、日本ではほぼ公開されてこなかったドレス60点と、帽子、靴などの服飾小物、雑誌類を加えた計200点を借用しました。これに加え、フランスと日本国内から借用した油彩画、彫刻、版画、香水瓶などの工芸品、化粧品のコンパクト、指輪や時計などの装身具、関連書籍など、総数約310点によってアール・デコ期の装飾様式を読み解きます。

展示風景
展示風景
展示風景

 スパンコールやビーズで装飾されたドレス、ダイヤモンドやサファイヤが輝く宝飾品など、華やかなアール・デコの世界を、ぜひ三菱一号館美術館で体験してください!

アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に

会期:2025年10月11日(土)~2026年1月25日(日)
開館時間:10:00~18:00
[1/2を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は20:00まで]
※入館は閉館の30分前まで
休館日:祝日・振替休日を除く月曜日、および12/31と1/1
ただし、トークフリーデーの10/27、11/24と12/29、会期最終週の1/19は開館
観覧料金
一般2,300円
大学生・専門学校生1,300円
高校生1,000円
URL:https://mimt.jp/ex/artdeco2025/

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