【連載／西新宿をたずねて3000歩Vol.4】～西新宿最後の夕日を見てみたい！～

　皆さんこんにちは。

　毎週金曜日にお届けする「西新宿にきゅんとし隊！」では、西新宿にオフィスを構える小田急エージェンシーで働く広告人7人が、それぞれのテーマで西新宿での過ごし方をお伝えします。

　今週は、私「海礫刃太郎」が、「西新宿をたずねて3000歩 Vol.4～西新宿最後の夕日を見てみたい！～」をお届けします。

　前回の記事はこちらです。

【西新宿をたずねて3000歩】Vol.3～バーチャルの世界でお散歩してみたい！～

※過去の連載記事はこちら：西新宿にきゅんとし隊！

　突然ですが、

　夕焼けって綺麗ですよね。

　特に夏になって日が延びたため会社帰りなどに見る機会も多くなったかと思います。

　いまさら言うことではないかもしれませんが、バカボンの世界以外では太陽は東から昇って西へ沈みます。

　つまりものすご～く若干ではあるものの、西にいればいるほど日が沈むのが遅くなるということです。

　実際に日本最西端の沖縄県与那国島にある日本最西端の岬「西崎」を見下ろす高台には「日本最後の夕日が見える丘」という石碑があり、とても人気を博しているとのこと。

　そこで私は閃きました。

　西新宿の一番西端で夕日を見れば、西新宿で最後に夕日を見た人になるのでは…？

　あ～～～

　そうとなったら善は急げです。

　まず西新宿の最西端スポットを探します。マップを見たところ、おそらく西新宿5丁目方面にひたすら行けば、渋谷区との境に行き当たるはずです。

　なので計画としては、

①できる限り夕日を見ないようにしながらひたすら西進
②渋谷区との境で停止
③西新宿で最後に見るという矜持を持ちながら、夕日を堪能
④感動
⑤優勝
⑥最高
⑦帰路

　という完璧なプランで行こうと思います。

　さてさて時刻は只今17時15分。インターネットで調べたところ本日（9月10日）の日没時間は17時56分の予定です。油断しなければ問題なく最高の夕日が見られることでしょう。

　会社を出てちょっと経ったところです。いや～、最高の夕日が見られる雰囲気をひしひしと感じます。チラ見えしてる太陽がこれまたキュート。恥ずかしがってるのかな？ ん？

　どんどん西進し新宿中央公園を右手に曲がります。

　さらに左折しこのまま北通りを直進していけば、西新宿の西の果てにたどり着くはずです。どうでもいいですが、道路や通りの名前で会話できる人っていますよね。明治通りとか山手通りとか。田舎生まれ田舎育ちの私からしたら、初めて聞いた時とても衝撃だったのを覚えています。田舎にはそもそも名前のついている道が国道ぐらいしかないですからね。○○さんちの前の道、とかが一般的です。

　西進（このあたりから普通に遠く、口数が少なくなります）

　まだまだ4丁目。西進。

　もうちょっとで5丁目。西進。

　デリカシー。ある方です。

　ようやく西新宿五丁目駅に！ まだまだ西進。

　駅上かに道楽。行きたい。

　まだ新宿区の様子。西進。

　渋谷区。西進。

　あれ？

　今渋谷区って言った？？？

　渋谷区だぁああああああああああ！！！！！！！！！！！

　と、いうことは？

　こっちが西新宿。

　こっちが渋谷区。

　↑このような位置関係

　ついに西新宿で最西端、すなわち最後に夕日を見ることができるスポットにたどり着きました。

　なんだかんだ30分弱歩いて息も絶え絶えですが、きっとここから見る夕日は最高なのでしょう…

　皆さん

　準備はいいですか？

　西新宿で最後に見られる夕日がこちらです。

　間違えました。

　これは「夕日　フリー素材」で検索して出てきた画像でした。

　本当の夕日はこちら！！！

　炉「あまり見えないね」（今回は声のみ登場）

　ビル群で全貌が見えないとは西新宿ならではの夕日すぎました。

　突然現れた愛犬（炉）に突っ込む元気もなく、踵を返し帰路につきます。

　しかし沈みつつある夕日に背中を見守られながらの帰路は、存外悪くないものでした。

　今回はこれにて終了！

　これを見ているあなたも是非自分自身の西新宿Walkを楽しんでください！