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【連載/自分磨きvol.2】読書の秋到来!まずは足を運んでみよう

 みなさま、こんにちは!

 毎週金曜日にお届けする「西新宿にきゅんとし隊!」では、西新宿にオフィスを構える小田急エージェンシーで働く広告人7人が、それぞれのテーマで西新宿での過ごし方をお伝えします。​

 今週は、西新宿2年目、まだまだ西新宿ビギナーな私、ヤスがお届けします。

 前回の記事はこちらです。

【連載/自分磨きvol.1】自分を磨きたければまずは靴を磨こう!

 過去の連載記事はこちら:西新宿にきゅんとし隊!

 学生時代と比較して社会人になってから減った時間ってありますか?

 運動する時間が減ったり、趣味の時間が減ったりとひとりひとり違うとは思いますが、僕は読書の時間がかなり減ってしまいました。

 ビジネス系の本やカルチャー系の雑誌なら少しは読んでいますが、思い返してみれば昨年は1冊も小説を手に取ることがありませんでした。

 仕事終わりにビールを飲んでゲームをする生活も楽しいですし、大好きなのですが、季節は読書の秋まっただなか。本の1冊や2冊を読むのがオツというものです。そうと決まればまずは西新宿の本屋さんを探してみます。

 すると会社の近くにあるじゃないですか! 「ブックファースト新宿店」が!

 こちらの店舗は西新宿最大の1000坪、90万冊の品揃えを誇っているそうで、慣れていないとお目当ての本にたどり着くまでにちょっと迷ってしまうかもしれません。でもそれが本との偶然の出会いも生み出してくれるので、まさしくブックファースト新宿店さんが掲げている「探す楽しみ、出会う喜び。」を体現した店内の作りとなっています。

 入り口から少し入ったところで期間限定のフェアを実施していました。その名も「推しまくり!名著のツボフェア」(10月1日までなので現在は終了)。

 こういったフェアにはその本屋さんの特徴が出ると思うので、足を運んだ本屋さんでは絶対にチェックします。ブックファースト新宿店さんのフェアでは結構硬派な本が並んでいますが、解説のPOPも付いているので難しそうだと敬遠していた本も「こんな内容だったんだ」と新たな発見を得られます。

 前から知っていたけど手に取る機会が無かった本たちに後ろ髪を引かれながらも、もっと店内を見たいので一旦フェアのコーナーからは離れます。

 学生時代はTHE・青春とでも言うべきスポーツやファンタジー調の小説を好んで読んでいましたが、今日はキラキラした内容よりも落ち着いた内容の方が良いかなと店内を歩き回りながら考えていました。

 店内の通路に面した部分に平積みされていた最近注目の本を眺めていると、鮮やかな黄色の表紙が目に飛び込んできました。思わず手に取ったのが川上未映子さんの「夏物語」。表紙のデザインが良く見えるように平積みしていた、店員さんのセンスが窺い知れます。

 あらすじでは「大阪の下町で生まれ小説家を目指し上京した夏子。38歳の頃、自分の子どもに会いたいと思い始める。子どもを産むこと、持つことへの周囲の様々な声。そんななか、精子提供で生まれ、本当の父を探す逢沢と出会い心を寄せていく。生命の意味をめぐる真摯な問いを切ない詩情と泣き笑いの筆致で描く、全世界が認める至高の物語。」という紹介になっています。学生時代の僕は手に取らなかったと思うので、本の好みも変わってきたんだなと実感しました。

 ゆったりと読めそうな内容ももちろんですが、とにかくこのタイトルにグッと引き寄せられました。今年も夏らしいことは何ひとつできませんでしたが、そのぽっかり空いた部分をこの本が埋めてくれるような期待を持ったのです。  

 これまでに川上未映子さんの作品を読んだことはありませんでしたが、「夏物語」と偶然出会わせてくれたブックファースト新宿店さんに感謝です。

 仕事終わりにふらっとブックファースト新宿店さんに立ち寄って買った本を近くのカフェで読むなんていうのも素敵なリフレッシュになりそうですよね。 それでは僕は「夏物語」の世界に行ってきます。

ブックファースト新宿店
住所  :東京都新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワー 地下1・2F
電話  :TEL03₋5339₋7611(代表)
営業時間:10時~22時30分
(状況により営業時間は変更になる場合もあり)
休日  :不定休
http://www.book1st.net/shinjuku/

文/ヤス

2020年入社。大学時代から新宿駅を利用していたが、西新宿は未開拓。掃除や料理などが趣味。仕事終わりのビールと、休日に友人たちとゲームをする時間が至福のひと時になっている。

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