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<番外編>

学んでみよう東洋医学! 横浜市立盲特別支援学校で「市民講座」を6月25日に開催

横浜市立盲特別支援学校

 日本テレビ系で2021年に放送された「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」は、弱視の高校生が主人公のドラマです。その舞台となった横浜市立盲特別支援学校は、およそ130年の歴史ある学校です。視覚に障害のある幼児児童生徒への教育活動を行なっています。

 2022年6月25日(土)に、東洋医学についての市民講座を本校にて開催します。

 「盲支援特別学校と東洋医学にどんな関係があるの?」という人もいらっしゃると思いますので、本校公認キャラクター「しもん」と、弱視の職員で「みゆき」と「まちこ」の3人が、市民講座についてご紹介します。

 もしもお目めに合いましたら、読んでみてください。

まちこ: 6月25日(土)に、市民講座が開かれます。

しもん:どんなことをするの?

みゆき:ツボや漢方薬、気功法など東洋医学の入門編としての講義があるほか、実技体験ではお灸の仕方やセルフケアを学べます。

しもん:誰でも参加できるの?

まちこ:誰でも無料で参加できるけど、予約制なので、お電話で申し込んでください。 

みゆき:上の写真はデモンストレーションの様子で、お灸をしている職員は全盲です。

まちこ:横になってお灸を受けようとしている職員も全盲ですよ。

しもん:危なくないの?

みゆき:免許取得者だし、コミュニケーションもとっているから大丈夫。

まちこ:見えにくい職員も講師をしています。

まちこ:デモンストレーションを見た後は、参加者の皆さんにもご自身でお灸をしてもらいます。

しもん:えー! 熱くないの?

みゆき:熱いのはちょっとの時間だけど、我慢できなければすぐにとってもらえるので、ご安心を。

まちこ:さらに、楽しく東洋医学の話を聞いて、ツボの効能を学んでもらいます。

しもん:ツボをうまく探せるかなぁ?

みゆき:大丈夫! 一緒に探しましょう!

 

しもんのお灸

しもん:どうして東洋医学の市民講座をするの?

まちこ:盲支援学校の専攻科をもっと知ってほしいという思いからです。毎年人気の講座なんですよ。

みゆき:興味を持った方はぜひ! 6月17日(金)まで電話受付しています。

まちこ:今年はコロナ対策で募集人数が少ないので、申込はお早めに!

 次回も読んでいただけたらうれしいです。

 もしも、お目めに合いましたら。

■横浜市立特別支援学校 市民講座 「初めての東洋医学」
日時:2022年6月25日(土) 10:00~12:00
会場:横浜市立盲特別支援学校 1階 機能訓練室
(横浜市神奈川区松見町1-26 ※東急・妙蓮寺駅より徒歩12分、JR・大口駅より徒歩8分)
内容:講義「初めての東洋医学」(約1時間)、実技「心地よいお灸」(約1時間)
参加費:無料
定員:10名(先着順)
申込方法:電話にて、氏名、性別、電話番号をお伝えください
申込先:横浜市立盲支援特別学校専攻科 市民講座担当(045-431-1629※代表、9:00~16:00)
申込締切:2022年6月17日(金) ※定員に達しましたら、締切前に終了いたします

文/横浜市立盲特別支援学校専攻科
「みゆき」と「まちこ」のイラスト/関口 千秋
「しもん」のイラスト/横浜市立盲特別支援学校

プロフィール
しもん:横浜市立盲特別支援学校、略して市盲が名前の由来。校章の幸福の青い鳥がご先祖様。公認キャラクター就任1年目。
まちこ:13歳で網膜色素変性症(色変)と診断。徐々に視野狭窄が進行。黒猫をめでながらお酒を飲むのが大好き。
みゆき:生まれつき弱視。右目は緑内障で13歳の時失明。ハンドミルでコーヒーを入れてその香りと共にチョコレートを楽しむのが習慣。

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