「日本将棋連盟」「阪神甲子園球場」100周年記念！12月8日に甲子園で「藤井聡太竜王・名人×羽生善治九段」の夢の対局が決定

2024年01月18日 10時00分更新

2024年に共に100年を迎える、阪神甲子園球場と日本将棋連盟の初コラボレーションが実現

　阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）と公益社団法人日本将棋連盟（東京本部：東京都渋谷区、関西本部：大阪府大阪市福島区）が、同球場で1月13日共同記者発表会を行い、100周年企画として、藤井聡太竜王・名人×羽生善治九段による対局を12月8日（日）に開催することが決定した。

　 1924年8月1日、阪神甲子園球場は日本初の本格的な野球場として誕生し、今年100周年を迎える。昨年よりこれまでの歴史を振り返る「阪神甲子園球場100周年記念事業」を展開している。

　一方、日本将棋連盟は1924年9月8日に創立し、100年にわたって歴史を紡いできた。今年100周年と大きな節目を迎えることから、多くの人に感謝の気持ちを伝えるため、また未来に向けての発信を共にできないかと考え、共同での記念事業が実現した。

羽生善治氏「多くの人に喜んでもらえるように全力を尽くす」「藤井さんとのスタイルの違いを楽しんでほしい」と意気込む

阪神甲子園球場長の向井格郎氏（左）と日本将棋連盟会長の羽生善治氏（右）

　記者会見には、日本将棋連盟会長の羽生善治氏と阪神甲子園球場長の向井格郎氏が登壇し、12月8日（日）に阪神甲子園球場にて「藤井聡太竜王・名人×羽生善治九段」の対局記念開催決定を発表。世代を超えて、最強の棋士として注目を集める二人による100周年にふさわしい豪華な記念対局となる。

　阪神甲子園球場は、プロ野球阪神タイガースのホームグラウンドでもあり、春夏の高校野球、甲子園ボールなど大きなスポーツイベントが行われる場所として、いつも親しみを感じでいるという羽生善治氏。そんな阪神甲子園球場から「100周年の記念イベントのご縁を頂戴し、とても名誉なことであり、うれしく感じている。12月の記念対局は、多くの皆様に楽しんでもらえるように準備を重ねて行きたいと」と意気込みを語った。

　また、対戦相手の藤井聡太竜王・名人については、「藤井さんは非常に読みが深く、最短で、きれいに勝つ棋士。指し手の発想として共通する部分もあると思いますが、藤井さんと私の違いを楽しんでほしい」とコメントした。