「大人の友だち作りって難しすぎる！」そんな悩みに答えるバーテンダーの提案に「なるほど！」

2025年01月23日 12時00分更新

文● オシミリン（LOVEWalker編集部）

心地よく過ごせる“第3の場”を提供

　今回お悩み相談に答えていただいた小林さんは、もともとアルバイトなどで調理の仕事をしていたと言いますが、ホテルでコックの仕事をしていた際、ビュッフェ会場でつくるオムレツの担当になったことがバーテンダーを目指すきっかけになったんだとか。

　「ビュッフェ会場で作るオムレツは、お客様の目の前で調理します。その一瞬で生まれるお客様との会話が楽しくて、より接客の機会が多いバーテンダーを志しました。バーテンダー＝かっこいい、という憧れもありましたが（笑）」（小林さん）

カクテルを作る小林さん

　そんな小林さんにとって、バーテンダーという仕事の1番の魅力は「毎日同じことがない」ということ。「来店していただくお客様も毎日変わりますし、刺激になります。良い接客ができれば達成感も大きいです。そうしたなかで、常連の方が増えると本当に嬉しいですね」と小林さん。

　「BAR THIRD PLACE LODGE」は、山小屋がテーマ。木の温もりやレンガの風合いが、落ち着きのある心地よい空間を作り出しています。店名にもなっている“THIRD PLACE＝第3の場所”とは、家庭、職場に続く3つ目の場所として、癒しを提供できる場になりたいという意味が込められているそう。

店内奥にある暖炉のオブジェも温かみがある

山小屋風の装飾がかわいい

　入ってみれば温かみのある店内の雰囲気とバーテンダーの方々の優しい接客にくつろげること間違いなしの「BAR THIRD PLACE LODGE」ですが、やはりバーというのは慣れていない人にとっては入店しづらいもの。バー初心者はどうすべきか、小林さんに聞いてみるとSNSなどでお店の雰囲気を知ってから来てみるのもの手とのこと。

　「最近は積極的にSNSを活用しているお店も多いです。全く雰囲気がわからないお店より、SNSなどでお店の様子を発信しているお店の方が最初に来店するハードルは低くなるんじゃないでしょうか。当店でもSNSを活用しています。また、メニューのないバーなどもありますが、当店ではメニュー表もあり、どんなお酒なのかや、価格なども分かりやすいので、初心者の方でも来ていただきやすいかと思います。居酒屋とは違った、ゆったりしたお酒の時間を楽しんでほしいですね」と教えてくれました。