クレストグループ

「安全な卵を安定的に出荷することが使命」完璧を追い求めた衛生管理で、清潔・安全な卵を食卓に届ける

鶏卵の生産・販売などを全国的に展開する「クレストグループ」

コンピュータ制御による自動化が安全な卵を商品化できる秘訣

GPセンター長を務める西尾 郁さん

 東海エリアのほか、関西や山陰、関東に拠点を置き、養鶏と養豚、種豚の輸入・販売を全国的に展開する「クレストグループ」。なかでも鶏卵の生産・販売が主軸となる事業だ。「クレストの卵は新鮮で清潔、安全!本当においしいんです!」と自慢するのは、愛知県小牧市の本社など2拠点でGPセンター長を務める西尾 郁さん。「GPのGはグレーディング、Pはパッケージングの頭文字。つまり、鶏卵自動選別包装施設のことです。コンピュータ制御による自動化メインの工場で、朝採れの卵を、洗浄、殺菌、機械と目視による検査を施しながら、大きさごとに選別。商品別に包装して、大手スーパーなどに出荷しています」。

特殊な機械で破卵を除去

最新設備の充実化と環境づくりで、安全な卵の提供を継続

「鈴蘭の想い」や「茜色の輝き」など、自社ブランドの卵商品

 ヒナ育成から採卵まで、すべてを自社農場と一部の契約農場で行う同グループ。殻の表面を叩いた時の共鳴音を分析し、目視で確認できなかった破卵を除去する自動破卵検知機械などを配するGPセンターのほか、育雛舎(いくすうしゃ)や成鶏舎でも最新の技術の設備を取り入れる。「新しい機械設備の導入を常に推し進めると同時に、社員が仕事に集中できる環境や雰囲気作りに尽力。そうすることで、もっと安全でおいしい卵を提供していきたい。皆さんの健やかな食生活をサポートし続けていきたいですね」と力強く話す西尾さん。責任感と自信を感じさせる言葉の数々は、私たち消費者にとってとても心強い。

クレスト本社

養鶏と養豚、種豚の輸入・販売で日本の食卓を支える

養豚も衛生管理を徹底している

 養鶏事業では、ヒナ育成から採卵、包装まで、すべてにおいて高レベルの品質管理を施すことで、新鮮で清潔、安全、おいしいさまざまな卵を商品化。「鈴蘭の想い」や「茜色の輝き」、「和たまご」といったオリジナルブランドも取りそろえる。養豚事業では、種付けから分娩、肥育、出荷まで自社一環システムを採用。自然豊かな環境に最新設備を導入し、多彩な種類の豚肉を生産する。また、養豚に欠かせない種豚(親豚)の輸入・販売事業では、オランダの種豚会社Topigs Norsvinの日本総代理店に。優れた種豚Topigsを全国に普及させている。

種豚の輸入・販売をする日の出物産の古市千晴さん(左)、陶山航さん(右)、養豚事業を行うロッセ農場の森川和徳さん(奥)

クレストジャパンホールディングス
住所 愛知県小牧市大字大草5995
電話 0568・79・2448
1919年に養鶏事業、1975年に養豚事業を開始。全国に16拠点を配し、種豚と海外畜産設備の輸入・販売、有機堆肥の製造・販売も行う。
http://www.crestfarm.co.jp

小牧市の情報は、小牧LOVEWalker(2025年3月27日発売)でチェックを!

 愛知県小牧市についてもっと知りたい人は、10年ぶりに発行された小牧市だけの観光情報誌「小牧LOVEWalker」もチェックしよう。愛知県出身の浮所飛貴(ACEes)さんが2021年にオープンした小牧市中央図書館や森の中にある山小屋の様な雰囲気を持つレストランなどを巡るコースをグラビアページで紹介。小牧市の魅力や愛知県愛についてもたっぷりと語ってます。

この記事をシェアしよう

エリアLOVE WALKERの最新情報を購読しよう

PAGE
TOP