住友理工
ゼロから携わったものの製品化が目下の目標!自動車用防振ゴム技術を活用し、こだわりの開発&設計で地震から住宅や街を守る。
2025年04月28日 11時00分更新
世界トップクラスのシェア!自動車用防振ゴムのパイオニア
振動や騒音を軽減する自動車用の防振ゴムなど、多岐にわたる取り組みで知られる住友グループの高機能ゴム・樹脂製造企業である「住友理工」。自動車用防振ゴムは、路面やエンジンからの振動を吸収し、快適な車内空間づくりに貢献する製品。振動を抑えることで騒音の低減や車両のハンドリング・安定性が改善するという、自動車にとって重要な部品の一つで、同社は世界トップクラス(※)のシェアを誇る。
※住友理工調べ
“やったことがないことをやってみたい”好奇心あふれる期待の若手技術者
2025年で入社5年目となる、化工品事業部 免制振デバイス技術部 第3技術課の山本雄大さんは、住宅用の振動対策ダンパーの開発・設計を担当し、地震や交通振動対策に尽力する技術者。「大学が理系で、もともと技術者としてメーカーで働きたい」という思いがあった山本さんは、在学時のインターンシップ体験が入社のきっかけに。
「実際の業務体験は学ぶことが多く、“こんなことやってるんだ”と興味が湧き、“やったことがないことをやりたい”と思うように。そんな好奇心が就職の動機で、決め手でした」と山本さん。入社後は化工品事業部・第3技術課に配属され、「何も知らない、ゼロからの始動は、なんでも新鮮で吸収することも多かった」とも語る。
木造住宅向けの制震システム「TRCダンパー」
そんな山本さんが担当する、木造住宅向けの制震システム「TRCダンパー」は、地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する特殊なゴムを利用し、木造住宅の柱に取り付けることで揺れを低減。繰り返しの地震にも強い、累計供給実績国内トップクラス(※)の地震対策製品だ。新築はもちろん、リフォームするタイミングなどでの導入も可能。
最後に山本さんに将来について聞いてみると、「今はまだ成し得ていないゼロからの製品開発を目標として、技術者として修練を積みたいです」と朗らかに語ってくれた。
※住友理工調べ
住友理工
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋(グローバル本社)、愛知県小牧市東3-1(小牧本社)
1929年創立。1964年に本社を現在の地、小牧市東に移転。主力製品である防振ゴムやホースの開発を通じ、自動車産業の発展を支える。
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