日本特殊陶業

「スタートアップの発想力と当社のノウハウでシナジーを」SUISO no MORI hubを拠点に、水素・炭素循環型社会の実現へ

日本特殊陶業 グローバル戦略本部 ウェルビーイング戦略グループ サステナビリティ戦略室の中野哲弥さん

「水素の森」プロジェクトの実証フィールドが2025年2月にオープン

「水素の森」プロジェクトのメンバーが集結

 自動車のエンジンを動かすための重要な役割を果たす部品、スパークプラグの世界シェアNo.1を誇る「日本特殊陶業」。サステナブル社会の実現へ貢献することを目指し、準備期間を経て2024年5月に水素社会・炭素循環型社会の早期実現に向けた「水素の森」プロジェクトをスタート。2025年2月、実証実験の場となる実証フィールド「SUISO no MORI hub」を小牧工場の敷地内にオープンさせた。

※2023年3月末時点の日本特殊陶業推計

2025年2月のオープニングセレモニーにて

スタートアップと手を取り合って、サステナブル社会の実現に貢献していく

「SUISO no MORI hub」内で作業する中野さん

 「水素や炭素循環に関連するスタートアップに向けて、投資支援と技術開発を支援するプロジェクトです」。こう教えてくれたグローバル戦略本部 ウェルビーイング戦略グループ サステナビリティ戦略室の中野哲弥さんは、同プロジェクトの主要メンバーの一人。「目指す社会の実現には、スタートアップのユニークなアイデアや技術と、当社が長年培ってきたノウハウとの相乗効果が欠かせない。対等なパートナーシップを構築し、コミュニケーションを密にして、ここから未来を豊かにする事業を創出していきたいですね」と語る。愛知県小牧市を拠点に始まった、地球にとって大切なプロジェクトから目が離せない!

小牧工場

高品質・高性能な製品で、サステナブルな循環型社会を創造していく

スパークプラグは「日本特殊陶業」の主力製品

 主力製品のスパークプラグでは、燃費向上によりCO2排出量を削減するなど、環境保全にも貢献。エンジンを安全で効率的に動かすために振動や排気ガスをセンシングする自動車の中枢部品、排ガスセンサにおいても、世界市場で大きなシェアを占めている。また、4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博に協賛し、「未来の都市」パビリオンに出展。サステナブルな循環型社会を創造する同社の技術や発想を世界へ発信する。

大阪・関西万博「未来の都市」パビリオンでの出展イメージ ©Niterra Co., Ltd.

日本特殊陶業 小牧工場
住所 愛知県小牧市大字岩崎2808
電話 0568・76・1211(総務部)
1936年創業。排ガスセンサも世界トップクラスのシェアを誇る。2023年にはグループ名を「Niterraグループ」に変更した。
https://www.niterragroup.com

小牧市の情報は、小牧LOVEWalker(2025年3月27日発売)でチェックを!

 愛知県小牧市についてもっと知りたい人は、10年ぶりに発行された小牧市だけの観光情報誌「小牧LOVEWalker」もチェックしよう。愛知県出身の浮所飛貴(ACEes)さんが2021年にオープンした小牧市中央図書館や森の中にある山小屋の様な雰囲気を持つレストランなどを巡るコースをグラビアページで紹介。小牧市の魅力や愛知県愛についてもたっぷりと語ってます。

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