初夏から秋にかけて、東京の美術ファンを魅了する2つの大規模展覧会が開催されます。 まず丸の内の三菱一号館美術館では、2025年5月29日(木)から9月7日(日)まで、「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」展が開幕。
パリを代表する2つの美術館から、ルノワールとセザンヌという印象派とモダンアートを象徴する巨匠たちの名品が揃います。ルノワールの柔らかく幸福感に満ちた人物画や、セザンヌの構築的で新しい絵画表現――2人の対比と共鳴から生まれる“モダンの幕開け”が、赤レンガの美術館で鮮やかに蘇ります。展示空間の美しさや、Café 1894の限定メニューなど、五感で楽しめるのも三菱一号館美術館ならではの魅力です。
そして10月25日(土)からは、上野・国立西洋美術館で「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」展が始まります(2026年2月15日(日)まで)。本展は“室内”をテーマに、モネ、ドガ、ルノワール、モリゾらが描いた家族やアトリエ、日常の光景がずらり。フランス19世紀の温かな生活空間に息づく、もう一つの印象派の世界に浸ることができます。ドガの《ピアノを弾く少女たち》(日本初公開)など見逃せない名作が揃い、オルセー美術館コレクションの本領が存分に堪能できる展覧会です。
実は、2つの展覧会をよりお得に、そして特別な気分で楽しめる「印象派をめぐる旅チケット」が限定で発売中です。
この共通券は、フランス語で「VOYAGE EN IMPRESSIONNISME」と金色で大きく記され、古のフランスで発行されていそうな旅券のような高級感が漂うデザイン。ブルーとワインレッドを基調にしたとても素敵なデザインです。左側には三菱一号館美術館「ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」展の情報、右側には国立西洋美術館「印象派―室内をめぐる物語」展の情報が、列車のチケットやホテルのバウチャーを思わせるレイアウトで記載されています。手にした瞬間から“パリの美術旅”が始まるような、アートファン垂涎の一枚です。
しかも、この2つの展覧会を、当日券でそれぞれ入場した場合の合計は4,800円(三菱一号館美術館2,500円+国立西洋美術館2,300円)のところ、「印象派をめぐる旅チケット」なら4,200円で両館に入場できます。当日券を別々に購入するより600円もお得なのです!
アートと旅の両方のワクワク感が詰まった、鑑賞後も手元に残しておきたくなる“アートなパスポート”として、展覧会鑑賞の思い出にぴったりです。三菱一号館美術館と国立西洋美術館―2つの美術館を「印象派をめぐる旅チケット」とともに巡れば、東京にいながらパリの芸術散歩を体験できます。この特別なチケットを手に、珠玉の印象派の旅へ出かけてみませんか。
オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠
会期:2025年5月29日(木)~9月7日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
公式サイト:https://mimt.jp/ex/renoir-cezanne/
オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語
会期:2025年10月25日(土)~2026年2月15日(日)
会場:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)
公式サイト:https://www.orsay2025.jp/
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