2027年国際園芸博覧会協会は3月19日、 開催まであと3年となることを記念し、公式マスコットキャラクターデザインを発表した。さらに4月8日12時まで、公式マスコットキャラクターの名前を一般公募している。
デザインは、指名コンペティションによって選出された牧野惇さんの作品で、公式アンバサダーの芦田愛菜さんは、「今回採用された作品は、私たちが地球の未来を考えるきっかけを与えてくれるなと思いました」と、マスコットの印象を語り、名前募集について「たくさんの方々にご応募いただきたい」と呼びかけた。
制作意図
世界はいま、自然破壊・環境汚染など様々な課題を抱えているが、私たちのいのちは、この豊かな自然があってこそ。自然は自分たちのメッセージを直接伝えることができないが、このキャラクターが自然の代弁者、私たちとのコミュニケーターとなり、より自然との距離を感覚的に縮めてくれる存在である。自然たちの感情がより分かりやすく伝えられるように、核はハートの形をしている。このキャラクターは地球そのものであり、八百万の生命に溢れている。
プロフィール
私たちが生きている地球のような姿のこのキャラクター。地球上に生きるすべての植物、生きもののちからを感じとって、その有り様を私たち人間に伝えてくれる存在(精霊)だ。地球が綺麗だと嬉しくなって花を咲かせたり踊ったりし、汚れると悲しくなって元気がなくなったりする。突然私たちの前に現れたこのキャラクターは、最初は警戒しつつも人間にとても興味を持っている。このキャラクターを通して、私たちが今まで知り得なかった自然の「きもち」を私たちは知ることができるかもしれない。私たちと自然の新たな関係を育むチャンスとなるキャラクターだ。
※同協会の判断により作者と協議の上、デザインを修正する場合がある
公式マスコットは今後、博覧会「GREEN×EXPO 2027」の宣伝活動やグッズ販売など、さまざまなシーンで活躍する。その活用場面で公式マスコットとともに、または単独で名前を表記する予定となる。
名前募集の最優秀作品には賞金30万円が贈られる。ぜひ一票投じてみてはいかがだろうか。
2027年国際園芸博覧会公式マスコットキャラクター名前募集サイト
URL:https://expo2027yokohama-name.jp/
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