東京駅高架下にあるおしゃれな昭和レトロなサンドイッチ店「KOKO」 やみつきになる「からあげドッグ」は超ボリューミーで男性でも大満足!
2024年07月19日 12時00分更新
丸の内エリアの古き良き昭和レトロなスポットを巡り、魅力を深掘りする本連載。14回目となる今回訪れたのは、東京駅丸の内南口近くにあるサンドイッチの名店「KOKO」さんです。
なんともかわいい店構えのこちら。創業は1979年、この丸の内南口店はできて40年近くになるそうで、看板のイラストが愛らしく、白と緑を基調としたデザインがレトロで素敵ですね!
さて、店内へ。都会のオアシスになればという思いでお店づくりがされているそうで、ちょっとした絵画やブリキの雑貨、植物、海外の風景写真などが飾られていたりして、安らぐ感じです。店内11席、テラス席が4席で、テイクアウトのお客様も多く、ランチどきはもちろんモーニング時もお店は賑わいます。
そしていよいよ気になるメニューです。サンドイッチは定番のハムやたまご、ツナのほか、だし巻きたまごやフルーツ、ボリューミーな白身魚タルタルやコロッケなど、セットメニューも合わせると13種類あります。
さらに、オーダーを受けてから調理するというオーダーメニューは、食べ応えがあるハンバーガーやホットドッグ、ポークカツサンド、焼き卵などいろいろな具が入ったダグウッドサンドなど14種類で、ランチタイムにはさらに4種類が加わります。
このほか、サラダやベーコンエッグ、菓子パンなどのサイドメニューや、豚のウーロン茶煮、手羽中しょうゆ煮などのおつまみ、スープやドリンクのメニューも豊富です。一般的にサンドイッチ専門店というと女性客が多いイメージですが、KOKOさんは男性客も多いそう。ボリュームたっぷりのメニューが充実していることが関係しているかもしれませんね。
なにより、好きなものを選べるのがうれしい!……というわけで、何をいただこう。定番のサンドイッチとボリューミーなメニュー、どちらにも惹かれるので、サンドイッチのポテトとメンチカツキャベツ&たまご、それにちょっと珍しい、からあげドッグにアイスコーヒーも注文することにしました!
まずはポテトから。うん、おいしい! じゃがいもの味がしっかり感じられて、にんじん、きゅうり、たまねぎ、レタスの異なる食感がいいアクセントになっています。マヨネーズだけでなく、ほんのりバターからしの風味があり、味のバランスが抜群です。
パンがしっとり柔らかで、口当たりがいいのは、サンドイッチを作り置きしないから。パンの切り方にも工夫があって、機械のスライサーを使わず、作る直前に一枚一枚包丁でカットしているんですって。
次にたまご。とても優しい味わいです。レタスが主張しすぎず、たまごのまろやかな味わいを引き立てているように感じます。なんというか、レタスがシャキシャキしつつも程よく柔らかいんですよね。
このレタスのしたごしらえもかなり細かで、パンと同様まとめて下準備をしたりせず、その都度、流水でていねいに洗っているんだそうです。
そして、アイスコーヒー。コーヒーってほんとパンに合いますよね~! アイスはお店で豆を細かく挽きじっくり抽出しているため香り高く、ほのかな苦味が口をさっぱりさせてくれます。
さて、続いてはメンチカツキャベツ。メンチは大きくてカリカリ、レタスやキャベツなどたっぷりの野菜がパリパリしていて、食感が楽しい! メンチは素朴な味わいで、やや甘めのあっさりした味わいの特製ソースが具材と調和します。
からあげドッグは、注文を受けてからからあげを揚げているというだけあって、ほっかほか! ジューシーでサクサクのからあげとシャキシャキの野菜がコッペパンにたっぷりはさまっていて、文句なしのおいしさです。これはやみつきになる!
KOKOさんのサンドイッチはどれも味付けがシンプル。素材の特徴が際立っているので、それぞれに個性が感じられました。
レシピは創業当時からほとんど変えず、新鮮な素材を選りすぐりていねいに調理して、毎日作りたてを提供してきたそうです。創業からお店を切り盛りする店主も、30年近く勤めているというスタッフの方も、まるで職人さんのようでした。
おなかいっぱいになったところで、14回目の「KOKO」のレポートはおしまい! さてさて、次はどこへ行こうかな~。
KOKO
住所 東京都千代田区丸の内1-10-5
営業時間 平日6:30~19:00/土日・祝6:30~16:00
定休日 なし
電話 03-3211-3105
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