サーモスは鈴鹿央士の生活に欠かせない一品 「お味噌汁をスープジャーに入れて、仕事現場へ」
2024年09月18日 10時00分更新
2024年でブランド120周年を迎えたサーモス。学生時代からサーモス製品を愛用していた鈴鹿央士さんに新しくなった真空断熱スープジャーを体験していただきました。サーモス商品との学生時代の思い出や現在のご自身の使い方、さらに10月から放送されるドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に主演する鈴鹿さんが座長として大事にしていることについても語ってくれました。
――以前からサーモスの製品を使っていたとのことですが…。
学生時代、母親がお弁当にプラスしてお味噌汁やスープといった汁物を持たせてくれていて、その汁物はいつもサーモスのスープジャーに入っていました。学校だとどうしても冷えたままのお弁当を食べることになってしまうのですが、そこに温かい汁物をプラスするだけでお弁当がより輝いて見えるんです。友達にもよくうらやましがられました。中身は味噌汁や野菜たっぷりのスープなど温かい汁物が多かったのですが、夏にはそうめんのつゆと氷をスープジャーに入れ、別に茹でたそうめんを持って行き、お昼休みに冷たいつゆにそうめんをつけて食べていました。本当に何時間経っても温かったり冷たかったりと温度がキープされていたのが魅力的でした。もちろんスポーツボトルもよく使っていて、とくに夏の部活動のあと、冷たいお茶を飲めることができるのは本当にうれしかったです。
僕の学生時代の思い出にはいつもサーモスの製品があります。
――温かいものが一品あるだけでいつものお弁当が一変しますよね。
もちろんお弁当を作ってくれるだけでありがたいし、美味しいですが、やはり違います。最近考えているのは、映画やドラマの撮影のときにスープジャーにお味噌汁を入れて持って行こうかと…。お味噌汁は不足しがちな野菜も摂れるなどスーパーフードと呼ばれるほど健康にもいいし、作るのもそこまで大変ではないかなと。それこそ学生時代のお弁当に近いのですが、お味噌汁をスープジャーに入れて持っていくだけで充実した食生活になるような気がしています。新製品では食洗機も対応になったようなので、お手入れも簡単ですね。
――現在もサーモスの製品を使っているとのことですが。
家でドリンクを飲むときにタンブラーを使用しています。結露しにくいので、机の上に直置きしても気にならないのがいいんです。家のリラックスタイムの欠かせない存在になっています。あと長時間の撮影があるときはケータイマグにコーヒーを入れて持って行きます。近くにお店もないようなロケ先で温かいコーヒーが飲めるのは本当にありがたいし、いい気分転換になっています。サーモスはカラーや形がシンプルで重くないから気軽に使っています。
――ちなみに鈴鹿さんが心地いいと感じるときを教えてください。
自然の風を感じながら音楽を聴いているときです。多少暑くても太陽の光を浴びて風に当たるのが好きなので、散歩をしたり、家では窓を開けて、少しでも自然を感じるようにしています。最近はセロニアス・モンクをはじめとしたジャズが多いですが、クラシックやポップスを聴くこともあります。デビュー作の『蜜蜂と遠雷』(2019年)というクラシックピアノを扱った作品でクラシックと出合って以降、クラシックをよく聴くようになりました。作品を通じて出合いましたが、5年経っても僕にとっては大事なものです。
――『蜜蜂と遠雷』で出合いはご自身にとって大きかったんですね。
初めての作品だったので、今の僕の作品に対する姿勢などに大きな影響を与えています。当時18歳で現場では最年少で、周りは同世代から親よりも年上の方など本当にさまざまだったんです。そんな方々から知らないことを教えてもらったり、一緒にひとつの作品を作りあげることができたのは本当に刺激的でした。
――ご自身のターニングポイントとなるとやはり『蜜蜂と遠雷』の出演ですか?
もちろん大きな一つのポイントではありますが、やはり一番大きいのは高校2年の冬にスカウトされたことです。それまでは大学に行って就職活動をしようと思っていたので人生がかなり変わりました。最初にお話をいただいたときはどうしよう?という気持ちだったのですが、母親に相談したら「結果はどうであれチャレンジしてから考えたら?」と提案してくれて。そこで大学に通いながら俳優の活動をして、卒業するときに仕事が楽しかったら続けることにしたんです。そうしたら演じる楽しさはもちろん、スタッフ含めてみんなが一つの方向を向いて作品作りするのが楽しくて…。あの大きな一歩がなければ今ここにいないと思うと、踏み出すきっかけを作ってくれたのは本当にありがたかったです。
――10月からドラマ「嘘解きレトリック」で主演をされますが、座長として心掛けていることを教えてください。
これまで色んな作品に出演させていただき、“作品はチームで作っている”という感覚がより強くなっています。それは今回も変わらず、いい雰囲気で作品を愛しながら撮影できる空間を作っていければと思っています。みんなでいいものを作っていきたいです。
――最後に、鈴鹿さんにとって思い出の土地を教えてください。
配信ドラマ「君に届け」(2023年、Netflix)のロケ地となった富山です。撮影のため、秋ごろから2月ごろまで半年ほど、泊まり込みで撮影をしていたのですが、日本海があるのでお寿司はもちろんのこと、現地で食べたホルモン丼など、食がとにかく美味しかったです。そして景色も美しくて…。ちょうど雪が降っている季節だったのですが、朝は雪が積もった道路に日光が当たってキラキラしていたり、街から遠くに見える山々がはっきりと美しく見えて。自然溢れるいろんな景色を見ることができました。配信ドラマだったため、海外の方がドラマを見て、景色の美しさに日本に来たがっていた…なんてことも知りました。本当に素晴らしい土地だと思います。それと同時に、実家がある岡山も大好きです。食はもちろん海も山もあるほか、岡山城や日本三名園の後楽園といった歴史も楽しめて。岡山と富山、どっちも選べないです。実は僕、まだ行ったことがない県がたくさんあるので、いろんなところに旅行してその街の魅力を知っていきたいです。
鈴鹿央士
2000年1月11日生まれ。岡山県出身。2019年に『蜜蜂と遠雷』でスクリーンデビューし、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞。連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合)、「おっさんずラブ-in the sky-」(テレビ朝日系)、「silent」(フジテレビ系)など話題作に多数出演。2024年は、映画『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』や「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系)、主演ドラマ「闇バイト家族」(テレビ東京系)など出演作が続いている。10月からは、昭和初期が舞台のミステリードラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)で祝左右馬を演じる。
ヘアメイク●宮田 靖士(THYMON Inc.)
スタイリスト●祐真朋樹/衣装協力●ニット¥38,500(税込)ランバン コレクション/問合せ先:ランバン コレクション 表参道店 電話:03-3486-5858
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