みんなで気軽におしゃべり!宮崎に触れ、移住を考えるイベント「宮崎移住ひなたカフェ」が福岡・天神のカフェで開催された
2025年02月20日 10時00分更新
福岡の中心地・天神の大名にあるCOMI×TEN Café(※2/2時点)で、2月2日(日)に「宮崎移住ひなたカフェ」が開催された。
「宮崎の暮らしに興味がある方」「宮崎の食に興味がある方」「おいしい食べ物が好きな方」「農業に興味がある方」そんな想いを抱いている方に向けたイベントで、「「宮崎」×「マンゴー農家」」と題した宮崎へのUターン経験者による移住セミナーと、「宮崎カフェトーク」という自治体担当者と自由にお話できる懇談タイムの2部制で、終始和やかな雰囲気のなか行われた。
ショーモデルからマンゴー農家へ転身!宮崎で会社を起業し活躍する先輩移住者の八田さん
移住セミナーから始まった宮崎移住ひなたカフェ。ゲストスピーカーは、宮崎にUターンされた先輩移住者の八田京子さん。八田さんは東京でショーモデルとして13年間活躍されたあと宮崎に戻り、マンゴー農家へと転身。株式会社MAGRIを立ち上げ、現在は自社ブランド「シャトーマンゴー」をはじめとした農産物の生産・加工のほか幅広い事業を手掛けている。
“宮崎の果物と言えばマンゴー”というイメージがあるが、自ら生産し、加工などの事業も一から立ち上げるなどマルチに活躍されている方のお話を聞ける機会は滅多になく、宮崎の「農業」、「食」、「仕事」という視点からも非常に興味深いテーマだ。
セミナーでは、移住の経験談からマンゴー農家への転身のきっかけ、宮崎に移住して良かったところや大変なところ、ご自身の考え方などを丁寧に話してくれた。参加者はメモを取ったり、今後の特産品のブランディングについて質問したり、熱心に八田さんのお話を聞いていた。
「仲間が増えてくれたら嬉しい」と話す八田さん。これからの“自社の成長”の展望にも触れ、地域や宮崎への貢献に対する想いも語ってくれた。宮崎移住を考える人にとって、こんなにも頼もしい先輩が待っていてくれるというのは非常に心強いのではないだろうか。
宮崎名物のチキン南蛮やマンゴージャムを使用したカナッペを試食し宮崎の「食」を体感!
セミナーの終盤には、宮崎名物のチキン南蛮とマンゴージャムを使用したカナッペの試食がふるまわれた。どちらもMAGRIの商品が使用されている。
チキン南蛮のタレは、フルーティーな香りかつ爽やかな味わい。マンゴージャムは果肉そのものを楽しめるような濃縮な甘味を感じる贅沢な一品だ。八田さんの説明を聞きながら、宮崎の「食」を存分に堪能できる時間であった。
宮崎のこと、移住に関すること、仕事のことなど…自治体担当者とみんなでワイワイおしゃべり!「宮崎カフェトーク」
カフェである会場は、カウンターテーブルあり、ソファーありのリラックスできる空間だ。そんな中で、ドリンク片手に自治体担当者と参加者が自由に会話できる「宮崎カフェトーク」タイムがスタート。ブースでの相談会形式とは異なり、参加者と自治体が気軽にお話できる場で、参加者は聞きたいことを、自治体担当者は紹介したいことを互いにざっくばらんに話している様子だった。
宮崎カフェトーク中には、店内に併設されているラジオブースから、八田さんと15市町村の担当者によるラジオPRリレーが生放送された。各市町村のおらがまち自慢を約3分間でPR!店内BGMとしても放送され、市町村の魅力や制度のことなど、盛りだくさんの情報を楽しめた。
ラジオはYouTubeでもアーカイブ配信されているため、気になる市町村の話などを聞いてみよう。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=hQgZ0LJyT0c&list=PLxCyK_SPC6P9KzIl_dKTGSjYHoiJdi2Qj
今回の移住イベントは、和やかな雰囲気のなか「宮崎」や「移住」について触れることができ、またゲストスピーカーや自治体担当者と参加者の垣根を越えてフランクにお話できたことで、よりリアルな声を聞けたような気がした。
福岡と宮崎、同じ九州であってもまだまだ知らないことは多い。少しでも宮崎や移住に興味のある方は、こういう機会があればぜひ参加してみて欲しい。
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