土曜の丸の内を賑わせた総合イベントの模様をレポート!
MLB上級幹部「世界を熱狂させる秘訣」を丸の内で語る。──UPDATE EARTH 2025 ミライMATSURI
2025年03月31日 11時00分更新
UPDATE EARTHは未来のイノベーションをテーマにしたイベントですが、今年は、アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)とも連携。スポーツとテクノロジーの最新技術を体験できる特別なコンテンツも提供しました。
このコーナーは都心のキッズたちの心を掴んだのか、オープンからクローズまで、ずっと行列。内容としては、VRのシミュレーターを用いて、バッティングの体験ができるというもの。MLBのスタッフも現地から駆けつけ、英語でさわやかにコーチングしてくれていました。
企業ブースも、ファミリー層で賑わい
スタートアップ150社によるブース出店も、このイベントの魅力。ブースがずらりと並ぶ様子は、ビジネスパーソンを対象とした展示会イベントではよく見かける光景ではありますが、幅広い層の方を対象としたイベントに、新鋭の企業が出展している様子は新鮮です。
放射線の作用を増感させ、標的のがんを退縮させやすくするという動物向けの医薬品「レブリチン(株式会社エム・ティー・スリー)」や、金のナノ構造体を用いた偽造防止タグ(株式会社アーカイラス)など、今後の私たちの生活に大きく影響する可能性を持つテクノロジーが、休日に丸の内に遊びにきたファミリー層の目に触れることには、大変大きな意味があると思います。
幹部、MLBの世界的な人気について語る
メイン会場のひとつであるデロイトトーマツ内「Deloitte Tohmatsu Innovation Park」では、連動するアクセラレーションプログラムである「Nippon Innovation Tryout」のピッチや、バスケットボールプロプレイヤーの田臥勇太さんらを招いてのトークセッションなど、豊富なステージプログラムを実施。
元スタートアップ担当大臣でUPDATE EARTH 2025名誉会長の新藤義孝氏も登壇し、コメントを寄せました。
「仲間のひとりとして御礼を申し上げたいと思います。UPDATE EARTHは、日本から、地球規模のアップデートをしようという志の元、新しい仕事、新しいアイデア、新しい技術を、世の中に実装し、埋もれているチャンスをたくさん作っていきたいという想いで実行しています。
とある賢者が言いました。『スタートアップこそ、スポーツ脳が必要だ』と。無理だと思っても、技術と戦略を磨き、何百万回も練習を繰り返し、人のできないことをしてトップになっていく。これは、スポーツの世界とまったく同じです。私たちの国は、もっと大きくなれるし、世界に進出していける国。それだけの技術と人がいる国です」(新藤義孝氏)
UPDATE EARTH 理事長の福田正氏が、MLBのチーフオペレーション&ストラテジーオフィサー(執行・戦略責任者)のクリス・マリナック氏に、MLBが世界中のファンを虜にしている状況について、どのような経緯があったのかとたずねるシーンも。
「MLBはかつて、保守的で変化を嫌っている面がありました。私たちがしたことは、MLBのファンや顧客の声をよく聴いて、反映させていくということです。数多くの調査のもと、ファンたちが、MLBに対して何を望んでいるのかという声を集め、ゲームをよりよくするために、ピッチクロックといったルールや、コンピューターを使ったストライクの自動判定といった最新技術を組み込んでいったのです。結果として、観客動員数、テレビ視聴率は飛躍的に高まり、MLBが世界的な人気を集めていると考えます」(クリス・マリナック氏)
イベントの終盤にはUPDATE EARTH理事長の福田正氏と、実行委員会委員長の前田善宏氏がふたたび登壇し、今後のUPDATE EARTHについて語る場面もありました。福田正氏は、「MLBが、これからもコラボレーションを続けてくれると約束してくれたのが、とても大きな収穫」とコメント。前田善宏氏は「前回は前橋、今回は丸の内で開催しましたが、次回はまた地方都市での実施を検討しています」と、今後の計画を話しました。
スポーツリーグとのコラボレーションを経て、ますますパワーアップしたUPDATE EARTH。今後の展開からも目が離せません。
なお、セッションやピッチの全容はアスキーの公式YouTubeでアーカイブ配信中。こちらもあわせてご覧ください!
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