地域の未来を共につくる――シーホース三河の「Be With」プロジェクトが熱い!

2025年08月07日 10時00分更新

文● エリアLOVEWalker編集部
提供: シーホース三河株式会社

 今、愛知県・西三河の地域では、再開発や新施設のオープン、そして地域とともに歩むプロスポーツチームの存在により、街の風景が変わり、地域の盛り上がりが進んでいる。盛り上がりの象徴としてまず挙げられるのが、2025年4月に安城市にオープンした「ららぽーと安城」だ。屋内バスケットコートと大型ビジョンを備えたこの商業施設では、4月26日に地元プロバスケットボールチーム「シーホース三河」のパブリックビューイングが実施されるなど、地元との一体感を強く感じさせるイベントがオープン直後から開催されている。同店は年間売上高が約350億円、年間来場者数は約1000万人を目指すというビックプロジェクトだ。

 また2028年には、安城市内に収容人数5,000人規模の新アリーナのオープンが予定されており、プロスポーツやコンサートなどの興行が年中開催され「みんなのワクワクが集う場所」として、西三河におけるスポーツ文化の発展に大きな期待が寄せられている。「西三河が盛り上がっている」といえるゆえんは、それだけではない。今年の11月には、愛知県内初の三井アウトレットパークが岡崎市にオープンを予定するなど、新しいトピックが絶えないのだ。

ららぽーと安城のパブリックビューイング

 そんな盛り上がりをみせる西三河をホームタウンにもつシーホース三河は、Bリーグの掲げる「バスケで日本を元気に」という理念のもと、西三河の自治体と連携しながら、地域密着型の活動を精力的に展開している。なかでも注目すべきは、2022-23シーズンからスタートした独自のサスティナビリティプロジェクト「Be With」だ。今回は、その「Be With」の中からいくつかの取り組みをピックアップして紹介しよう。

たくさんの子どもたちに、プロバスケットボールの試合を見る機会を与えたい!「角野シート」

 シーホース三河「Be With」の一環として、まず紹介したいのが「角野シート」だ。シーホース三河 角野亮伍選手の「普段プロバスケットボールの試合を見る機会のない子どもたちや、将来プロを目指している子どもたちに臨場感溢れる試合を間近で見ていただきたい。」という思いをカタチにしたというプロジェクト。2022-23シーズンには、茨城ロボッツ戦などシーホース三河のホームゲーム3試合に合せて30組60名を無料招待している。

「角野シート」は、角野亮伍選手の想いからスタートした特別な試合招待企画

 そして今シーズンの「角野シート」は、角野選手が昨年11月に「西三河地域 特別支援学校 合同バスケットボールクリニック」に講師として参加し、「ぜひ特別支援学校に通うバスケ部の生徒と保護者の方に試合を見てもらいたい!」という思いから実現したという。具体的には、西三河の特別支援学校5校に通うバスケットボール部に所属する生徒たちが対象となり、3月22日の琉球ゴールデンキングス戦に生徒22名、保護者19名が招待されている。試合後には角野選手も参加する交流イベントが開催され、親睦を深めたという。

招待対象となった愛知県内の特別支援学校に通う、バスケットボール部の生徒たち

プロバスケットボール選手が伝える“夢の叶え方”とは?「選手による学校訪問」

 シーホース三河が「Be With」で力を入れているのが、学校訪問だ。昨年7月には長野誠史選手が刈谷市の小高原小学校を訪れ、小学6年生83人に向けて「夢の叶え方」を中心とした講話を行っている。

長野誠史選手が刈谷市立小高原小学校に訪問し、子どもたちと触れ合う機会を設けた

 長野選手は自身の経験を交えながら、「夢を叶えるためには目標を立てること、その中で挑戦して努力することが重要。その中で周りの人に感謝することも大事」と語り、児童からの質問に答えたほか、体育の授業に参加しバスケットボールで交流。さらに給食も一緒に楽しみ、終始笑顔あふれるひとときを過ごしたという。

長野選手から指導を受ける子どもたち

 シーホース三河の「Be With」は、まだまだある。5月3日にウィングアリーナ刈谷で開催された名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、Bリーグのサスティナビリティパートナーである日本生命と連携したフードドライブを実施。参加した方々の協力により集まった食品は、地元の協力団体を通して、こども食堂や放課後デイサービスなどに寄付されている。

 このように、シーホース三河は単なるプロスポーツチームにとどまらず、地域の課題解決に向けたパートナーとしての役割を担っている。今後も「Be With」をはじめとする様々な活動を通じて、地域に愛される存在としてシーホース三河は成長し続けることだろう。

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