【日刊大阪・関西万博】SNSでの注目トピックを紹介!
実はまだ使える!? 先の大戦で中止された85年前の「幻の万博チケット」が話題!
2025年06月17日 16時30分更新
万博で、まさにいま注目されているトピックを紹介する日刊大阪・関西万博。6月17日(火)は、85年遅れで使用された、万博入場券が話題を集めた。
あるXユーザーが「85年遅れ、祖父に代わって孫がご利用」というコメントとともに万博ゲートをバックにクラシカルなチケットの画像を投稿。「85年遅れで使用された万博チケット」として注目を集めている。
85年遅れ、祖父に代わって孫がご利用 pic.twitter.com/H3eB8O1dBN
— 隣神 (@orphenoch555) June 16, 2025
ここで使用されている85年前の万博入場券は正式名称を「紀元2600年記念日本万国博覧会回数入場券」といい、1940年に東京・晴海で開催が予定されていた「紀元2600年記念日本万国博覧会」の回数入場券として発売された。しかし、戦争の激化により万博は開催中止になってしまい、この回数入場券も実際に使用できない「幻の万博チケット」となっていた。
なお、1970年の大阪万国博覧会、2005年の愛・地球博ではこの幻のチケットを持参すると、招待チケットが贈られており、今回も一日券を贈る施策を行っている。ちなみに、欠票のない回数入場券1冊(12枚つづり)につき、大人一日券2枚のチケットIDと引き換えられる。なお、回数入場券はチケット引換後、持ち主に返却される。
紀元2600年記念日本万国博覧会回数入場券について
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250505-03/この投稿に対し、Xユーザーは「85年前の万博のチケット⁉️使うの勿体ない💦」「使えるのか。すごいな万博。」「遠い国の遠い時代も感じられるけど、こういう少し身近に感じるロマンもあって万博はいいぞ」「大阪万博、愛知万博でも使った人がいたらしいから、今年の万博で使っている人もいるのではと思っていたが。全体で一体何人ぐらいいるんだろうか」などのコメントが寄せられている。
その後、このポストを投稿したユーザーは「買ったはいいものの東京で使えず、戦争を避けて満州まで持っていかれ、5年後に命からがら朝鮮半島を駆け戻るときにも紙幣と違ってもはや紙クズだったから手放されず顧みられず荷物の隅に残り、そのまま海峡を越えて80年も眠っていた古びた紙束が券面通りの価値を取り戻すというのも奇なものよな」とコメントしている。
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