立川市の“ほっとスポット”地域福祉アンテナショップをご案内!
2025年11月11日 10時00分更新
提供: 立川市広報プロモーション課
「地域福祉アンテナショップ」とは、多様性を認めて、誰もが活躍できる地域づくりを進めるために作られた立川市の多機能拠点のこと。市内に点在しており、誰でも気軽に立ち寄れて、孤立の防止や地域のつながり作りを目指しています。
地域の情報のやりとりや、人と人とのつながりを広げることを目的としていることから、電波を出して受け取り、受発信するアンテナになぞらえて、「地域福祉アンテナショップ」と名付けられました。
そんな「地域福祉アンテナショップ」には2種類あり、1週間あたり2日以上活動している「全部型」と、1カ月あたり2日以上活動する「協働型」に分けられています。現在、市内に11カ所設置されており、「多世代食堂」「子どもの学習支援」「子育て世代の交流」など、さまざまな人たちが集まる地域の居場所です。
今回はその中から、多摩モノレール砂川七番駅から平成新道を幸小方面に進んだところに現れる大きな笑顔のマークが目印の「スマイルキッチン」をご紹介します。広い農地の真ん中にある保全樹林の中に建つガラス張りの建物を訪れました。
緑豊かな交流スペース「スマイルキッチン」へ
まず迎えてくれるのは、「スマイルファミリー」と呼ばれるボランティアの方々。訪れた方と話しながら、日々の運営に関わっています。ボランティア歴や、頻度も人それぞれ。訪れるうちに、ボランティアを始めたという方も。「活動しながらガラスの外に見える木々の緑が癒やし」「皆さんがふらっと入れる居場所になっているのがいいところです」と話してくれました。
吹き抜けで広々としたスペースでは、一人で静かに読書をして過ごす方もいれば、偶然居合わせた方同士で話が弾むこともあるのだとか。幸福祉会館からの帰りに利用する方や、自宅から昼ごはんを持ってきて食べる方など、様々な人の居場所になっています。
訪れるきっかけがほしいという方は、ワークショップやイベントに参加してみてはいかがでしょう。この日は塩麹・たまねぎ麹と2種類の麹づくりを学びました。講師は、「地域の役に立ちたい!」と思って企画したとのこと。
ほかにも、「ものづくり」「うたごえスマイル」「体操教室」「ヨガ教室」「お茶の会」など、さまざまな交流活動を展開。訪れたときに気楽に参加できるのが魅力です。活動はすべて、地域の方が主体となって企画。自分の得意なことを生かす場でもあります。
人と接する、話す、同じ空間で過ごす場所
「スマイルキッチン」はいつ来てもいいし、毎回来なくてもいい。気楽な居場所だからこそ、交流が生まれ、つながりが広がっています。来所者同士で困りごとを話すうちに、社会福祉協議会や地域福祉コーディネーターとつながることもあるとか。自分らしく過ごし、支える側にも支えられる側にもなりえる、やさしさが広がる“まちの拠点”でした。
「スマイルキッチン」の豊泉さんは、「スマイルファミリーの皆さんは、居心地よくゆったりした気分で活動できるというので、その雰囲気が来られた方にも伝わっていると思います。人と接する大切さを感じられ、人が集まることのよさが生かされている『場』です」とコメントしてくれました。
地域福祉アンテナショップは、「スマイルキッチン」以外にも、立川市内各地域で特色を生かして運営しています。規模も活動内容もそれぞれで、多種多様です。最新情報は、立川市社会福祉協議会のたちかわまちねっとWEB」、Instagramや機関紙「あいあい通信」をご覧ください。
「地域福祉アンテナショップ」の詳細は、広報たちかわ11月10日号でチェック!
地域福祉アンテナショップ「スマイルキッチン」
活動日:月・水・金曜日、第1土曜日 午前10時~午後4時
所在地:東京都立川市幸町5-64(平成新道沿い、幸小南側)
【📰公開📰】
— エリアLOVEWalker【公式】 (@Area_LOVEWalker) November 10, 2025
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