受検申込は11月30日まで! 名古屋観光検定のおさらいをしよう

2022年11月22日 12時00分更新

 名古屋の観光に関する知識を深め、観光客にその知識と名古屋の魅力を広く伝えてもらうため、名古屋市内の見どころ・魅力を紹介する「名古屋観光検定」。

 過去4回にわたって紹介してきた名古屋観光検定の紹介記事も、今回がラスト。検定の申込期間(11月30日まで)が迫ってきた中で、最終回となる第5回はこれまでの総集編としてお送りする。

名古屋観光検定のおさらい

 名古屋観光検定は、冒頭で述べた通り、名古屋を訪れる観光客やビジネス客に対して、積極的に観光地やおすすめスポットを紹介することができるよう、名古屋の観光に関する知識を深めてもらう検定となる。

 難易度は「初級」「上級」と2段階で設定され、初級では基礎的な知識を問う問題が出題されるほか、上級では基礎的な知識に加えてより深い知識も合わせて問い、「観光従事者が観光客に説明できると良い知識」という観点で出題される。

名古屋通になれる検定?

 本検定の特徴として、ポータルサイト上で配布される公式テキストがあげられる。

 名古屋観光検定を受検するにあたっての予習本としているが、内容は名古屋の最新トレンドから観光名所、歴史、アート&文化、祭り&イベント、グルメ、スポーツを網羅しており、予習本として使うにはもったいないほど、読み物として充実した内容となっている。

 公式テキストは無料で配布されているので、気になった人はぜひ読んでみてほしい。検定につかえる知識を補えるだけでなく、名古屋のことを知ることができるので一石二鳥といったテキストとなっていると思う。

 さらに本検定には特典もあり、合格点数70点以上の検定合格者には合格証および記念品(ピンバッジまたは腕章のいずれか)がプレゼントされる。非売品となるので、それを獲得するのを目標に挑戦してみてもいいのではないだろうか。

名古屋観光検定の公式テキストはePUB(電子書籍データ)を埋め込んだTweetとして公開されている。Tweet下部の囲み部分をタップすると表示されるので試してみよう!

過去問を見てみよう

 ポータルサイトでは2021年の過去問も公開されており、どのような問題が出題されるのかを知っておくこともできる。

 過去記事でも何問か紹介したが、今回も2問ほど抜粋して掲載する。回答はいずれも4択で、問題に対して、適当なもの1つ選択する形だ。

※過去問には回答も記されているが、この引用では省かせてもらった。正解が気になる方は、ぜひ過去問を参照して欲しい。


・名古屋市美術館

 世界に誇る本格的な美術館として開館した「名古屋市美術館」は約6,800点を超す作品を収蔵し、開館を 1年半後に控えた1986年には、開館の目玉作品として、当時の日本の公立美術館では、最高金額でイタリアの画家アメデオ・モディリアーニの作品「おさげ髪の少女」を購入した。建物には日本の伝統的手法と色彩が随所に盛り込まれており、西欧と日本の文化、あるいは歴史と未来の共生が主要なテーマとなっているが、この建物を設計した名古屋市出身の建築家は誰でしょうか?

  平林金吾  辰野金吾  隈研吾  黒川紀章


・トヨタ産業技術記念館

 近代化産業遺産にも認定されており、トヨタグループ発祥の地に残されていた大正時代の工場を保存・活用する形で開館した「トヨタ産業技術記念館」。繊維機械館、自動車館からなり、グループが携わってきた産業技術の変遷を、本物の機械の動態展示やスタッフによる実演で分かりやすく紹介。さて、エントランスロビーにも動態展示され、トヨタグループの創始者である豊田佐吉が発明し、世界19カ国で特許を取得した「夢の織機」と呼ばれる機械は何でしょうか?

  力織機  足踏織機  環状織機  ジャカード織機


 2022年の検定の難易度は「初級」「上級」と2段階で設定されている。過去問を読んだ上で、難しいと思った人は初級を、簡単に解けた人は上級を選ぶといったこともできるので自分にあったレベルでチャレンジしてみよう。

受検申込の方法について

ポータルサイトの「個人の申込はこちら」から申込できる

 気になる受検申込の方法だが、ポータルサイトの「個人の申込はこちら」から可能で、申込フォームには「初級申込」「上級申込」などが用意されている。受検金額は初級・上級ともに500円(ダブル申込は1000円)で、支払方法はクレジットカード、コンビニ振込、銀行振込の3つから選択可能だった。

 なお、受検申込の方法については「名古屋観光検定の受検申込が10月31日よりスタート! さっそく申込みしてきた」で詳しく解説しているので、そちらより確認してほしい。

 受検期間は12月12日から2023年1月31日までだが、申込期間は11月30日までとなる。

 また申込をしていない人や、我こそはと思う名古屋通の人は、この機会にぜひ名古屋観光検定にチャレンジしてみよう。

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