意外な名物から興味を引く観光スポットまで、東日本にはまだ知られていない魅力がたくさん。つなぐ旅編集部が実際に東日本の市町村を訪れて、「ワクワクする」シーンを体験レポート。今回は栃木県那須塩原市の旅の様子をお届けします!
私の中で、牧場と温泉のイメージが強い那須塩原市。そしてどちらも個人的に大好きということで、牧場で動物と思う存分触れ合って、心ゆくまで温泉を満喫するしかない! 両方たっぷり堪能してきました!
(観光編はこちらから、グルメ編はこちらから)
生乳産出額全国2位の那須塩原市
大宮駅から那須塩原駅までは、東北新幹線で約45分。車内に乗っていたのはビジネスマン風の方と私服姿の方が半々くらいでしたが、那須塩原駅では私服の方が多く降りたような印象です。
もふもふ!もふもふ!!動物に触れて最高の癒やしタイム
何はともあれまずは動物に会いたい!と思った私は「那須千本松牧場」へと向かいました。こちらは動物と触れ合ったり牧場グルメが楽しめたりと、那須塩原市を代表する牧場です。ちょうど桜が満開の時期だったこともあって、平日なのに敷地内は桜を見に来た人で賑わっていました。
牧場の一番の醍醐味は動物と触れ合えるところ。「どうぶつふれあい広場」では、牛やヤギ、ウサギなどにエサをあげることができます。間近でいろいろな動物をもふもふできて、本当に幸せ! 毛のある動物ってどうしてこんなにかわいいんでしょうね!
ここではなんと、ヤギや羊と一緒に散歩を体験することができます。スタッフさんにおすすめの動物を聞いたところ、「お散歩に慣れているのはヤギのつるきちくんですね」とのことだったのでつるきちくんとタッグを組むことに。ヤギの散歩は初めてです。
つるきちくんは結構力が強く、グイグイと私をリード。少し歩いては立ち止まり、地面の草を食む様子を見ていると、つい「おいしい? そうかおいしいかー」と話しかけてしまいます(笑)。人に踏まれていなさそうなエリアを選んで進んで行くので、きっとやわらかい草がある場所が分かっているんだろうな。
触れ合いもいいけどグルメもね!
もちろん牧場グルメも欠かせません。牧場内でとれた生乳を使ったソフトクリームもミルクシェイクも激ウマ! あっさりした味わいながらコクもあり、牛乳がしっかり感じられて最高です。
1893年にできた那須千本松牧場ですが、2024年10月から2025年4月にかけて、いろいろな施設がリニューアル&グランドオープンしています。その一つがお土産処「ファームショップ」。牧場でとれた生乳を使ったスイーツや乳製品などを販売しています。
私は名前に惹かれて、4月に新発売された生クッキー「千本松のホロッホー」を購入。表面はクリーミーでサクッとした食感、噛みしめるとホロッとくずれて、濃厚な牛乳の風味が広がります。
乳製品コーナーで見つけた「焼いて食べる牧場ミルクチーズ」は人気商品のようで、棚はほぼ空っぽ。自宅で焼いてみたところ、これもとんでもなく美味でした。ギュッとした食感で塩気が強く、これでお酒が飲めます。
フォトスポットも大充実!
4月には一面に天然芝で覆われた「千本松テラス」や、場内の温泉を使った「温泉じゃぶじゃぶ池」がグランドオープン。また、ところどころに思わず写真を撮りたくなるスポットがあり、ファミリーでも大人同士でも楽しめそうです。
那須千本松牧場
住所:栃木県那須塩原市千本松799
定休日:なし
HP:https://www.senbonmatsu.com/
アクセス:那須塩原駅からタクシーで15分
人も動物ものんびり過ごせて、地球にもやさしい場所
思いっきり動物と触れ合えて、おいしい牧場グルメにも出会えて、最高の時間を過ごすことができました。那須千本松牧場は牛の糞から作ったたい肥で牧草やトウモロコシを育て、それを牛が食べる、という循環型農業を行う牧場。SDGsを身近で感じられますし、そんなことを考えずとも単純にとても楽しくおいしい場所なので、みなさんもぜひ!
(観光編はこちらから、グルメ編はこちらから)
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