まちの小さな“カルチャーの交差点”〜可能性が無限大すぎる小劇場が人形町にオープン!〜
2025年07月25日 18時10分更新
東京・人形町に、2025年3月に誕生したばかりの小さな劇場「人形町劇場 rabbit」。今ここで、ちょっと気になる企画が始まろうとしています。
その企画は、rabbitが初めて主催し、ジャンルを問わず活躍を続けるクリエイターとタッグを組んで作り上げる舞台『オーディション』。作・演出は、『アンフェア』シリーズ原作や『HERO』『ドラゴン桜』の脚本などで知られる秦建日子さんです。主演女優のオーディションも進行中だとか。まさに“『オーディション』のためのオーディション”ですね。
実は3月14日、そんな挑戦をしているrabbitのスタートの瞬間であるレセプションパーティーに立ち会うことができました。新企画への期待もさることながら、この劇場そのものも、とってもユニークで想いの詰まった場所でした。
rabbitは、劇場主・Runeさんの「ジャンルを越えて、人と表現が出会う場所をつくりたい」という想いから生まれました。だからこそ、劇場は特定の使い方に縛られない、あえてシンプルかつかっこいい“何にでもなれる空間”。
着席で約70名、スタンディングでは約120名収容可能で、お芝居や音楽ライブ、個展、教室、稽古、ワークショップなど、さまざまな用途に使える劇場です。
レセプションパーティーでは、音楽・照明・物語が幻想的な世界を作り出す『星の王子さま』の読み聞かせから、観客全員が一体となり熱く盛り上がるライブまで、幅広いコンテンツが披露されました。
どちらも様々な演出が可能な音響・照明機材があるからこそできるパフォーマンスでした。レンタル可能なギターや電子ピアノも揃っているんだとか。
場内にはバーカウンターも併設されており、ホットスナックや小樽名物の「なるとキッチン」の“半身揚げ”が販売されています。フードとドリンクを片手にパフォーマンスを楽しんでもらう、なんて企画も楽しそうですね。
劇場主・Runeさんは、「自分自身がシンガーソングライターとして活動したり演劇の背景音楽を書いたりする中で、音楽、演劇、アートなど、多様なジャンルの人・表現が交差し、出会う場所が作れたらいいなと思っていました。それを実現するタイミングが、ちょうど今だったんです。この劇場をぜひみなさんの色に染めてほしいです。」と話してくれました。
分野を横断した出会いから、創作の可能性が広がる「人形町劇場 rabbit」。新しい舞台『オーディション』も動き出している今、rabbitのこれからに注目していきたいところです。
人形町劇場 rabbit
HP:https://ningyocho-rabbit.com/
公式X:https://x.com/NingyoChoRabbit
劇場利用などのお問い合わせ先:info@ningyocho-rabbit.com
住所:
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町6-16 日本橋グリーンビルB1
アクセス:
日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A5出口から徒歩5分
銀座線・半蔵門線「三越前駅」A6出口から徒歩8分
東西線「日本橋駅」D2出口から徒歩9分
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