「これ食べるためだけのためにまた行きたい!」福田パンと盛岡冷麺がくれる圧倒的な幸福感!【盛岡市の旅#1ーグルメ編】

盛岡冷麺発祥の「食道園」、こだわりはスープだった

 さて、盛岡のソウルフードで忘れてはいけないのが「盛岡冷麺」です。もう秋ですが?と思ったのですが、地元の人は1年中冷麺を食べるそう。しかも、冷麺を食べるために焼肉屋に行くんですって。いろいろびっくりです。

 そんな盛岡冷麺の発祥のお店「食道園」に行きました! 福田パンからはタクシーで3分、盛岡駅から徒歩14分です。城跡公園からは徒歩5分。

専務の青木雅彦さんが迎えてくれました

 「食道園」は1954年(昭和29年)開業、今年で71年目を迎える老舗 の焼肉店です。

 お父さんが創業者という専務の青木さんが出迎えてくれました。現在はお兄さんが社長を務め、雅彦専務が広報も兼ねて、兄弟でお店を切り盛りしています。しかもなんと 冷麺を作る過程を見せていただけることに!

小麦粉と片栗粉、塩で作られた生地をこねる

麺の茹で時間はわずか1分

季節に応じて常温と冷水を使い分ける

水で締めるとあら不思議、麺の色が半透明に変わるそう(写真がわかりにくくてすみません)

かめに入ったキムチも見せてもらった

テーブル席のほか小上がりもあります

冷麺の辛さは4段階から選べる。価格は10月時点のもので、11月に冷麺は100円値上がりし、1100円

お得なランチメニュー

 「食道園」の冷麺の秘密は、牛肉を5時間ほど煮込んでエキスを抽出したスープにあります。大量に出る脂を冷やして丁寧に除去するという、非常に手間のかかる作業により、コクと甘味があるけど雑味がない、すっきりとしたスープが出来上がるそうです。

 冷麺の辛さは「別辛」「普通」「辛」「特辛」の4種類から選べます。お店のおすすめはキムチを別添えにした「別辛」で、地元のお客さんはこれを選ぶ人が多いそう。私も「別辛」にしました。辛味を加えるキムチは、大根のキムチ、いわゆるカクテキです。 

半冷麺付カルビランチ、どーん

カルビは卵につけて食べるスタイル

カルビでご飯をクルッと巻いて口に放り込む。うまー!

 まず最初にセットのカルビがきたので、焼いて、卵につけて、そのままパクッ。うまい! 次は卵につけた肉をご飯のうえにバウンスさせ、ご飯をクルッと巻いて口に放り込む。なにこれ天国?

いよいよ主役の冷麺

 次に冷麺を、まずはそのまま。スープは赤いけど、辛くないです。本当に澄んだスープという感じ。コクがあるのにスッキリしている。麺はコシがあります。う、うまい。

コシがある、これぞ盛岡冷麺!

 お腹いっぱい。ご馳走さまでした!

DATA
食道園
住所:岩手県盛岡市大通1-8-2
HP:https://shokudoen.com/
アクセス:JR盛岡駅より徒歩約14分

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