りんごスイーツを食べるたび、憧れの真田幸村公に「姫」と呼ばれる幸せを思い出せる【上田市の旅#1ー城下町編】

人情味ある夜の上田「袋町」

 上田が実は夜も楽しめる観光地って知ってました? かつては芸者衆もいたという「袋町(ふくろまち)」という歓楽街があり、スナックが数十店舗、軒を連ねています。今回は、ご夫婦で経営されている、オープンして45年の歴史あるスナック「アプローチ」にレッツゴー!

左に見えるのは100年以上の歴史がある映画館「上田映劇」

スナック「アプローチ」

マスターの山口一郎さんと奥様の日出子さん

 料金は席料3000円で、ママ手作りのおつまみ付き(ドリンクは別)。この日はグラタン、ひじきの和物、お漬物の3品でした。けっこうお腹いっぱいになります。ママはパンや蕎麦、ラーメンまで手打ちで作るほどの腕前で、ママの料理目当てで来店する常連客も多いそうです。お酒はだいたい1杯1000円ぐらいが多いとのこと。

ママ手作りのお料理3品がつきます。ドリンクは別

 袋町は20時オープンの店舗が多いなか、こちらは18時30分開店だそうです。1次会に、1人ご飯にも利用できそう。細い路地が入り組む地形が“袋”の名の由来とされ、現在も蔵造りの建物や古い町家が点在し、往時の面影を色濃く留めている袋町。景気が良かった時代は、仕事の後の一杯を求めてみな袋町に集まり、その賑わいは歩いていると肩がぶつかるほどだったそうです。2025年4月?9月には袋町のスナック10店舗をお得に利用できるスナック巡りイベントを信州上田観光協会が実施。女性も男性も楽しめる上田の歓楽街、それが袋町です。

カラオケは何曲歌っても無料!

DATA
スナックアプローチ
住所:長野県上田市中央3-11-22
アクセス:JR上田駅より徒歩で約14分

昼も夜も徒歩で楽しめる幸せ

 今回伺った場所はすべて徒歩で回りました。澄んだ空気を吸いながら、連なる山々を眺めつつ、駅からまっすぐ伸びる国道141号を行ったり来たり。買い物で増えた荷物を駅前のビジネスホテルにすぐ預けに戻れるのも便利でした。城下町の風情が残る柳町で買った、絶品りんごスイーツをまた食べたい。

何度も行き来してすっかり愛着が湧いた国道141号

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