love walker ロゴ

  • Twitterアイコン

東京駅前なのに“軽井沢で避暑”気分! 「欧風小皿料理 沢村 丸の内」の絶品パン食べ放題ランチが神でした

2023年07月28日 12時00分更新

本⽇の映えグルメをチラリ♪ 詳しくは記事後半にて!

 丸の内初心者で美味しいものに目がない「LOVE Walker」女子編集部員クルミ(26)が、“映えグルメ”に出合えるお店に潜入してレポートする本企画。第4回目は、東京駅前なのに避暑リゾートの優雅なランチ気分を味わえる「欧風小皿料理 沢村 丸の内」へ!

記事をお届けするクルミです!日々『丸の内LOVE Walker』を見て美食を探してます

TOKYOなお店が集まる「丸の内ハウス」で、有名避暑地の空気感を堪能!

 訪れたのは、今回も新丸ビル7階。フロア内の丸の内仲通り・皇居側に目的のお店はあります。

 前回の記事で同じ階の「鮨&BAR 不二楼」に行った時に見かけたこちら。お店の周りには壁がないので、落ち着いた高級感漂う店内や外に面した大きなガラス窓まで見通せて、何だかすごく“気がいい”感じ。しかも、お客さんが食べている料理がどれもすごく美味しそうだったので、映えグルメセンサーが反応していたんです。今回はお一人様ランチに行ってみました!

通路沿いから見たお店。開放的なのにシックな内装も相まってすごく落ち着いています

正面エントランス。先客はオシャレなジャケットを着た紳士。ちなみにランチタイムは、コース注文時のみ予約が可能、ディナータイムは席のみでもOKです

 事前に調べてみると「欧風小皿料理 沢村 丸の内」は、由緒正しき避暑リゾートである軽井沢で有名なブーランジェリーレストラン「沢村(SAWAMURA)」が丸の内に出店したお店だそう。舌も目も肥えた大人が多い現地で評価されている銘店の味が、丸の内で気軽に楽しめるのは魅力的ですよね!

 特に自家製酵母を使用したパンがネットでは絶賛されていて、写真を見てもほんと美味しそう。そんなパンがランチではおかわり自由なんですって。パン好きの私として、これは行くしかない! とワクワク気分で訪問♪

 ひとたび店内に足を踏み入れると、急に時間の流れがゆったりしたような錯覚を覚えます。高い天井に落ち着いた色合いの設え、上品な身のこなしの店員さんたちなど、雰囲気や空気感がまさに避暑地の森の中という感じで、本当に軽井沢へ来たような気分になっちゃいました。

暖色の照明、茶色を基調としたインテリアが落ち着いた空間を作り出しています。窓も大きくて開放感◎。このロケーションでのランチは大満足の予感です

ランチタイムは11:00〜17:00までと長め。この日は16:30頃に行きましたが、お客さんが比較的少なく穴場時間のようでした!

おかわり自由のパンは料理との相性抜群。何個でもイケちゃう!

 今回はコスパが最強と評判のランチコースを注文。気分はもう軽井沢に飛んでいる私は、料理を待つ間、現地・長野産であろう「千曲川の恵み ももジュース」を注文してバカンスモード準備完了です♪

 しばらくして運ばれてきた一皿目。まずは「前菜盛り合わせ」と「自家製 熟成酵母パン」から。

コースメニューはこんな感じ。パスタとメインは、季節によって選べる料理が変わります

「千曲川の恵み ももジュース」。桃の名産地である長野県の千曲川流域で育った桃を使ったフレッシュな一杯。乾いた喉を潤してくれて、グビグビ飲んじゃいました

 前菜は、シャキシャキで新鮮な高山野菜のサラダやピスタチオが入ったハムのモルタデッラ、信州サーモンとマッシュポテトを合わせたものなど、一皿目から目にも鮮やか!

 そしてお待ちかね、この日のパンのラインナップは3種。北海道産小麦粉とフランス製粉会社の小麦粉を独自ブレンドした風味豊かな「バゲット」、水分量が多くもちもち食感が楽しめる「パン・ド・ロデブ」、トマトのジュースやピューレを練りこんだ、トマトの旨味ぎっしりの「パン・ポモドーロ」でした。

 さすが自家製の酵母を使っているだけあって、どのパンもしっとり加減と小麦の香りが絶妙♪ 前菜との相性も抜群で、すぐにおかわりを頼んでしまうほどハマりました! このクオリティのパンが食べたい分だけ食べられるとは驚き…。

前菜盛り合わせ」。メニューは日によって変わるそうです

この日特に気に入ったのがこのサーモン。程よく脂が乗っていて、絶妙な塩加減で魚本来のお味が引き立っておりました〜♡

左から「パン・ド・ロデブ」、「バゲット」、「パン・ポモドーロ」

特に好きだったのが「パン・ポモドーロ」。トマトの香りがブワッと鼻を抜けてほんのり味も付いているので、コレ一切れで一品の料理を食べているような気分でした!

小麦万歳。パスタも絶品すぎて一瞬で胃の中へ消えちゃいました

 お次はパスタ。自家製というワードに滅法弱い私は「自家製サルシッチャと甘長とうがらしのアーリオオーリオ」をチョイス。まず、運ばれてきた瞬間から食欲をそそるニンニクの香りがすごい! 既に前菜を平らげているのにお腹が鳴っちゃいそうでした(笑)。カレーの風味付けにも使われるハーブ、フェンネルが効いた自家製サルシッチャは、ゴロっとした肉感の中にほんのり爽やかさがあって美味。今が旬で、甘いのが特徴の甘長とうがらしはシャキシャキ食感がアクセントになっていて、全体のバランスは完璧。さすが名店のパスタ、これがメインでも良いのではと思うほどのクオリティでした。

 コース料理って一品が少ないことが結構あるんですけど、ここはどれもボリューミーで食いしん坊な私にとって嬉しい。一瞬でペロリと完食しちゃいました。

「自家製サルシッチャと甘長とうがらしのアーリオオーリオ」。具だくさんでパスタ自体もしっかり量があるので男性でも十分お腹いっぱいになりそう!

ちなみに後日、休日にもランチコースを食べたのですが、パスタメニューが違うよう。写真は「モッツァレラとほうれん草のボロネーゼ」。麺がフェットチーネで、たっぷりかかったソースがよく絡んでこちらもたまらない一皿でした!

リピート確定♡ フォークで切れるほど柔らかい「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」

 そしてメインは、リゾート地の上品なレストラン気分を味わえそうな「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」を選びました。

 まず、黒々とした濃厚ソースに浮かぶほほ肉の塊というビジュアルのインパクトが凄い! 映えの向こう側へ行っている気がしますが、ひと目見た瞬間「こんなの美味しいに決まってる!」と心の中で呟いちゃいました。

 筋肉をよく動かす部分のため筋ばっているほほ肉を、ワインのほかフォン・ド・ヴォーや蜂蜜も加えて丁寧に煮込んだコチラ。ホロッホロになるまで煮込むことで、お肉が持つ本来の旨みが限界まで引き出されていました。

 その柔らかさは、フォークだけで切れるほど。一切れ口に入れただけで舌の上でトロけちゃいました♡ また来たら絶対リピートします!

漆黒のソースにほほ肉が映っている…なんて神秘的な光景(笑)

コレ、ナイフで切ってないんです。ただフォークを刺しただけでホロリと崩れる〜

その決定的瞬間をどうぞ!

筋がこんなに大きいほほ肉は、手間暇をかけてちゃんと調理すると美味しくなる希少部位。甘しょっぱいソースがしっかり染み込んでいます

ソースが余るともったいないので、パンを付けて食べちゃいます。これも醍醐味♡

ラストは、日替わりのデザートと紅茶で締め。最後まで美味しゅうございました〜

 次から次へと絶品料理が運ばれてきて、リアルに頬っぺたが落ちそうだった私(ほほ肉だけに)。しかも、何度でも言いますがランチはパンおかわり自由。これで4000円いかないないなんてバグってません? 毎日暑いですが、ここなら手軽に優雅な避暑地気分を味わえることを保証します♡ 皆さんもぜひ堪能してみてくださいね!

 これにて第4回の「映えグルメツアー」はおしまい。

 さあお次はどんな映えに出合えるかな〜!

ちなみにパンは店内で販売していて、購入可能。お土産に買っていくのもアリですね♪

この記事をシェアしよう

丸の内LOVE WALKERの最新情報を購読しよう

この連載の記事