【下市町エリア】森の恵みと老舗グルメを味わい尽くすリフレッシュ旅

2026年08月21日 11時00分更新

文● エリアLOVEWalker
提供: 奈良県みんなでたのしむ大芸術祭実行委員会事務局

 下市町は奈良県の真ん中あたりに位置する、美しい山々に囲まれた町。ここは絵馬や三宝、割箸、商業手形の発祥の地と言われており、日本最古の鮨料理店がある、歴史と伝統を身近に感じられる町でもある。下市の自然と歴史を体感しながら、みん芸を楽しもう。

10:00
絵馬発祥の地でパワーを授かる!
【丹生川上神社下社】

かつて雨乞い、晴乞いが行われていた社は今も神聖な雰囲気が漂う

 まずは町の南にある、絵馬発祥の地と伝えられる丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)からスタート。

 白鳳4(676)年に創立された日本最古の水神を祀る神社。かつて雨乞いには黒馬、晴乞いには白馬を献上したことが現在の絵馬の起源とされているが、今も黒馬、白馬の2体の神馬がいる全国でも珍しい神社だ。この2体の神馬は朝に出勤、夕方に退勤するので、そこに居合わせるとパワーをもらえること間違いなし。

2体の神馬がいるのは全国でも珍しい

DATA
【住所】奈良県吉野郡下市町長谷1-1
【電話】0747-58-0823
【営業時間】境内自由
【定休日】なし
【料金】無料
【駐車場】あり(無料)


バス約25分

11:30
自然に囲まれ、音楽とアートを体感。優雅な時間を過ごそう
【ART FES in KITO】

 次に向かうのは今回のメイン、「ART FES in KITO」が開催されるKITO FOREST MARKET SHIMOICHIだ。

関西を中心に活動を続け結成20年を迎える加藤英紀バンド(11月14日出演)

ヴァイオリン、ピアノ、パーカッションでジャズを演奏する安藤歌那トリオ(11月15日出演)

 「自然とアートが響き合う一日」がコンセプトのこのイベント、屋外ではジャズやクラシック、弾き語りなどが楽しめる。また屋内では「はりこ絵付け体験」や「オリジナルお面づくり」などのワークショップや、ビッグ幡に採用された原画の展示など、大人から子どもまで「みんな」が芸術文化に触れ、「たのしむ」ことができる。※雨天時は会場及びスケジュールが変更になる可能性あり

DATA
【開催日】11月14日(土)、15日(日)
【開催時間】10:00~16:00
【会場】KITO FOREST MARKET SHIMOICHI
【住所】奈良県吉野郡下市町善城 664-1
【電話番号】0742-27-8488(奈良県みんなでたのしむ大芸術祭実行委員会事務局、平日9:00~17:00受付)
【料金】ステージ観覧無料(申込不要)・ワークショップ一部有料
【駐車場】あり(無料)


同施設内

13:00
地産地消にこだわった、下市ならではのピザやクラフトビールを
【WOOD FIRE DINING(KITO FOREST MARKET SHIMOICHI)】

 KITO FOREST MARKET SHIMOICHIはかつて下市南小学校だった建物をリノベーションしたもので、カフェレストランやショップなども併設されている。ぜひ、ランチもここでいただこう。

廃校となった小学校の建物を再利用した施設。校庭も残っている

 下市町では江戸時代からフルーツや薬草、ハーブなどの作物の栽培が続けられており、こちらのレストランでも下市産の食材を使った食事が楽しめる。ピザを焼き上げる窯に使う薪も下市地域のスギやヒノキの間伐材を利用するなど、地産地消にこだわっている。

ピザをはじめ、料理には地元食材がたっぷり。写真は「さかもと養鶏の濃厚卵のビスマルク」(¥2,000)

DATA
【住所】奈良県吉野郡下市町善城 664-1
【電話】0747-58-8117
【営業時間】11:00〜17:00(L.O.16:00)
【定休日】水
【駐車場】あり(無料)


同施設内

14:00
地元作家の作品も販売。お気に入りを見つけよう
【マルシェ(KITO FOREST MARKET SHIMOICHI)】

KITOで作られる、下市で採れたフルーツやハーブなどを使ったクラフトビールはレストランではもちろん、ショップで買うこともできる

 ART FES in KITOと下市産の食材を使ったお料理で心と身体が満たされたら、記念にお土産を探そう。

 KITOにあるマルシェエリアには、地元農家の農作物やジャムなどの加工品、地元作家が手がけた下市ならではの木工品などが並び、自分だけのお気に入りが見つかるはず。

古くから林業で栄えた下市、木工品などを通じて今もその伝統は続く

DATA
【住所】奈良県吉野郡下市町善城 664-1
【電話】0747-58-8117
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】なし(年末年始・メンテナンスデーをのぞく)
【駐車場】あり(無料)


徒歩すぐ

15:00
下市の森に囲まれ家族で冒険にでかけよう!
【SHIMOICHI SMALL FOREST】

KITOから歩いてすぐ、この看板が目印

 KITOで「みん芸」を楽しんだ後は、下市町の町有林を活用した森林公園であるSHIMOICHI SMALL FORESTで自然を満喫。

 町の面積のほとんどが山林という地形を生かした森を気軽に体験できるこの公園には、園内の各所にQRコードが設置されており、スマホで読み込むと、森にまつわる解説が表示される仕組みになっている。竹林の中にある「勇気のいるハンモック」や、ヒノキで作った「ヒノキの舞台」など、大人も子どもも楽しめる仕かけもあり、家族で森を探検するのもおすすめ。

竹林に設置された「勇気のいるハンモック」にチャレンジしよう

DATA
【住所】奈良県吉野郡下市町大字原谷64
【電話】 0747-52-0001 (平日9:00〜17:00)
【営業時間】9:00~16:00
【定休日】天気の悪い日は立入禁止
【料金】なし
【駐車場】あり(無料)※KITO第2駐車場


バスで約12分

16:00
地元に愛される下市のソウルフード「柿の葉寿司」
【やま十】

素朴ながら味わい深い柿の葉寿司は鯖、鮭(1個各¥140)の2種類

 森の散策の後はKITO原谷口停留所よりバスに乗って下市本町停留所で下車、バス停から進行方向へ少し歩いて柿の葉寿司の「やま十」へ。

 柿の葉寿司は一口大の酢飯に塩漬けの魚を乗せ、殺菌効果のある柿の葉で包んだ奈良の郷土料理だが、やま十は下市町民も足繫く通う3代続く名店。手作りの柿の葉寿司は鯖と鮭の2種類で、ネタの塩味と酢飯のバランスが絶妙だ。これもお土産に買って帰りたい。

DATA
【住所】奈良県吉野郡下市町下市45
【電話】0747-52-2776
【営業時間】8:30~17:00
【定休日】第2火・水
【駐車場】あり(無料)


徒歩約2分

16:30
下市の自然を眺めながら、天然鮎を堪能しよう
【つるべすし弥助】

座敷から眺める景色は、四季折々の顔を見せてくれる

 最後は創業800年以上、現存する最古の鮨料理店で、文楽・歌舞伎「義経千本桜」三段目「すし屋」の舞台にもなった天然鮎料理の老舗、つるべすし弥助で夕食をいただこう(要予約)。

 歴史を感じる佇まいのお店の中、広々とした奥座敷からは緑が美しい庭園が眺められる。提供される料理は、地元の紀伊水系で獲れる天然の鮎を使った懐石。天然の鮎はクセが少なく、清々しい香りで「香魚」とも呼ばれるほど。鮎の内臓の苦みと身の淡白さが口の中で溶け合い、何とも言えない味わいを醸し出すのがまた格別。

塩焼きや天ぷら、鮨などが並ぶ鮎の懐石料理(¥12,000~)

DATA
【住所】奈良県吉野郡下市町下市533
【電話】0747-52-0008
【営業時間】11:30~13:30、16:30~19:30(完全予約制)
【定休日】水(不定休あり)
【駐車場】あり(無料)

 自然に触れ、歴史を感じることができる魅力あふれる町、下市町。この秋、ぜひ「みん芸」をきっかけに下市町へ足を延ばしてみては。

奈良県みんなでたのしむ大芸術祭(みん芸)
開催期間:9月1日(火)~11月30日(月)
開催場所:奈良県各地
お問い合わせTEL:0742-27-8488【奈良県みんなでたのしむ大芸術祭実行委員会事務局(奈良県文化振興課内)】
公式サイト:https://nara-arts.com/

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